本日は平井がお送りします。
この4月から、新制度”ワーキンググループ”がスタートしました。
Googleの20%ルールと、サイバーエージェントさんのあした会議を足したような制度です。
仕組みを簡単に説明すると、
- 該当する課題や制度に対してプロジェクトを立てる。
- プロジェクトリーダーは立候補制で社員が行う。
- 選ばれたリーダーは自分と一緒にプロジェクトを進めるメンバーを選ぶ。
- リーダー及びメンバーは業務時間の20%までをプロジェクトの推進に使ってよい。
というもの。
扱うプロジェクトは、これまで会社の役員が決めていた(というよりは過去のノウハウで運用をしていた)、組織運営における重要なプロジェクト。
アトラエは自分たちが自分たちの会社を作っていくことを基本としているので、会社の規模感が大きくなってきたこのタイミングで、社員自ら自分たちが最もふさわしいという思う制度を作っていく、まさにアトラエらしい制度です。
そしてワーキンググループにて今回行うプロジェクトは以下の3つになりました。
- 社員総会リニューアル
- 全く新しい360°的評価制度
- 19年度 新卒採用
社員総会というイベントは、半年に1回開かれる非常に重要なイベントです。次半期の戦略について全社員がもれなく聞き、全社員経営者として意志の統一、方向性の確認を行います。また、MVPの発表やベストチームの発表などアトラエにとって最もふさわしい働き方をしたメンバーやチームが表彰され、また次の半期に向けて気持ちを新たにする極めて大事なイベントです。
目指すのは世界の会社が真似をしたくなるようなイベントです。たった1日(場合によっては、宿泊をして2泊3日などになることも)のイベントではありますが、社員全員が本気で会社のことを考え、笑いと涙の中でこの会社のことをどうすれば成長させることができるのか、一致団結をすることが期待されています。
新評価制度は、フラットな組織であるアトラエのメンバーが最も自然で納得のできる評価制度を構築することになります。これまでの世界的な常識である上司=評価者という概念が名実ともになくなり、それでも働くメンバー全員がイキイキと違いを尊重して働くことができるようになる、そのようなまったく新しい制度を作ることを目指します。
新卒採用は新卒から入社をしているメンバーが大半を占めるアトラエにとって自分たちの仲間としてふさわしいメンバーを集めてくるという重要なミッションを担います。特に採用が難しくなってきている昨今の新卒採用において圧倒的に優秀な社員を仲間に入れるために、何をどのようにすればよいのかを考え、実行します。
このような組織の制度を社員がリーダーとなり、社員が自分たちのために考え実行することは、アトラエにとってはとても自然なことです。
しかも今回は特別な部署を作るのではなく、通常の業務をしている営業のメンバーやエンジニア、クリエイティブ、管理部門のメンバーが自分たちの時間を割いて組織を作っていきます。
こういう経験を通じて学んだことは、普通の仕事をしていると(普通の会社であれば経営層などになるなどよっぽどのことがない限りは)、体験することのできない貴重な経験となり、それを通じて成長したメンバーがまた新しく組織を大きくしていく中核のメンバーと成長していくのだと思います。
期限は半年。この短い時間で、これまで以上に会社を成長させるプロジェクトができることがこれから楽しみです!
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