UXを設計するのはデザイナーだけではないという話

こんにちは。Green Supportチームの入社1.5年目の荻原です。

僕はもともと2016年4月から入社の予定だったのですが、諸事情により大学に少し留まることになり、結局入社したのが2016年9月でした。なので1年ちょっとが経過したタイミングです。

僕はもともとGreenのSalesチームに配属されたのですが、大きな成果も出せぬまま、今年4月(入社して半年)にSupportチームに異動となりました。個人的には不完全燃焼の状態での異動でした。Supportチームは契約して頂いた企業さんがGreenを利用する上での事務的な処理やコンサルティング的なことまで、幅広くサポートしているチームです。不完全燃焼だったため、とにかくSupportチームで結果を残そうとがむしゃらに目の前のことを全力でやりきってきたこの半年間でした。

今日は最近ハッとさせられた出来事があったので、そのことについて書いてみます。

 


 

ついこの間、Greenのデザイナーと話をしているときにデザインについての話題になりました。その人曰く、デザインとは見た目のかっこよさやオシャレさのような”装飾”ではなく、不自然さを感じさせない”バランス”だというのです。見た目の良さだけでなくその中にも使いやすい機能があったり、無駄のないシンプルな中にも遊び心を感じ取れるものを入れてみたりと、「不自然さを無くすこと」を心がけていると話していました。

確かによくよく考えてみると、みんな大好きiPhoneやMacなどのApple製品は、見た目がかっこよいだけではなくシンプルな使いやすさが特徴だったりします。これまたみんな大好きGoogleさんも検索画面のロゴが様々なデザインに日々変わっており、遊び心を感じられるようになっています。優れたプロダクトはこのバランス感の設計が秀逸で、触った時に違和感やストレスを感じないようにデザインされているのです。

 

そして同時に、プロダクトを通してユーザーにどんな体験を与えたいのか(=UX)を非常に強く意識しているとも言っていました。

例えばディズニーランドに行った時とUSJに行った時では、お客さんが抱く感情や期待する体験は違うと思います。きっとディズニーではその世界観に浸ったり、キャストの心からのおもてなしを期待するのではないでしょうか。逆にUSJではアトラクションの刺激の強さだったり、テーマとしている作品のイベントを期待する人が多いのではないでしょうか?(僕はUSJには行ったことが無く、友人から聞いた話なのでもしかしたら間違っているかもしれませんが…)

この話を聞いて、同様にGreenを使った時にお客さんがどんな体験を得られるのか、またその体験をしてもらうにあたって不自然に感じることは無いか、そういったことを考えることが大事なんだと実感しました。これまでは、日々の業務としてお客さんがGreenを積極的に使ってくれるように、企業に連絡を取っていたのですが、こちらがやってもらいたいことしか考えておらず、お客さんがどんな体験をしているのかということにあまり焦点を充てていませんでした。

現在では、Supportチームとして企業さんの1番近くで仕事をしているからには、実際に利用しているお客さんがどんな人達でどんな体験を求めているのかを考えることが、僕のミッションなのではないかと考えるようになりました。お客さんの各種数値が上がるように様々な施策を打ち出すことに集中するのではなく、どんな感情を抱くのかというもっと上流のことから考えないとならないなと。そうして「プロダクトをうまく活用してもらうよう企業にコンサルをする」のももちろんですが、「プロダクト自体のクオリティを上げていく」ことがの僕達にはできるのだと考えています。

 


 

少し抽象的な話になってしまいましたが、最近はそんなことを仕事をするようになったので、結構楽しみながら仕事をしています。
後は結果を残すのみ!

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!!