ジェットコースターの1年を経て

どうもこんにちわ、今回はGreenセールスの田中が担当します。

私は新卒で入社以来6年間このチームにいますが、この1年は特にジェットコースターのような激動の1年でして振り返れば非常に学びや気付きの多い1年でした。コロナによる諸々の打撃、また完全リモートによる新卒とのコミュニケーションなど、短期間でいろんな変化がありました。そんな良い時も悪い時も両方を短期間で経験したこの貴重な体験から「振り返ればこれが大事だった、そしてその状態を意図的に作るにはどうしたらいいか?」ということをログとして今回はブログに書きたいと思います!(たくさんあるのですが特に大きいと思う3つに絞りました。)


| 大きなターニングポイントを作れるか?

これは振り返ると、チーム体制が大きく変わったことで「これこのままじゃヤバイぞ….」という危機感が生まれ、各人の目の色が変わったと言うか覚悟が変わった瞬間だったと感じています。(大きい衝撃と言うイメージ)この覚悟が変わることによって、「よし、やってやるぞ!」という気持ちと個々人の「責任感・主体性」がより一層強まりました。チームで目標達成を目指すにあたり「全員が主体的である状態」を作ることは個人的にめちゃくちゃ大事だと思っており、その状態を作るために「大きめの刺激」が必要だと思っています。

で、この「大きめな刺激」は人事異動や景気や市場的な影響という「外からの影響」によってより強く醸成されがちだと感じています。なので、視点を組織全体に持っていき「大胆な変更」をする意識を改めて大事に持ちたいなと思いつつ、外からではなくこれを「中から大きな刺激を作る」という努力がチームとしては大事にすべきものだと考えています。これはいわゆる「高い目標を掲げよう!」的なことだったり、目標の意義・その魅力度で近い状態を作りにいくと思っていますがなかなかこれは難しい。。

ただ例えば「退路を断つやり方(先に宣言したり、期限と結果を決める)」や「大胆に個々人に任せる」、また「チームで俺たちヤバイことやってるんだぜ感・雰囲気の醸成(どんな発言をチーム内で増やすかとか)」といった細かい工夫により、こういった「中からの醸成」はできると感じています。

この直近半年くらいは特に自分でもこの「チームがいまどんな状態か?」を肌で感じながら、刺激を注入する言葉や問いかけや呼びかけは意識しており、特にチームで集まる時の何気ない話や雑談にどれだけ目指す目標や水準の話が出るのか?で、結構雰囲気も変わると感じています。

この前、社内向けの勉強会でもらった資料が「まさに!」だったのですが、以下の画像にあるように「危機感」を持ちつつ、さらにワクワクしている状態を作ることが個人の活動水準を上げる(右上のゾーン)ことにつながるとあり、この状態を意図的に作る仕組みがチームとしてワークすることが大事だと感じています。

 

 

 

| 個々人が「初の事例」をどれだけ作れたか?

「初の事例」を作ることは個々人が想定しているよりチームに還元できて、良い影響を与えると感じています。(例えば、今までに無い方法で業務を効率化したり、今までに提案したことないような商材を売ってきたり)

チャレンジする内容でも、その基準の高さでもなんでも良いですが「新しい領域の開拓や基準作り」によって「それもできるんだ!」というチームの自信に紐づきます。初の事例で打ち手の幅が広がることや基準が変わることはもちろんですが、「どうせならクリエイティブにやろうぜ!」「どうせならトップライン作ろうぜ!」というポジティブな雰囲気をチーム内に醸成できることが非常に良いことだと感じています。結果的に失敗だったとしても、必ずそういうチャレンジや姿勢というものはチームの文化として根付くもので、同じやるにしても「自分がこの領域でこのファーストペンギンになる!」という気概でやっているかどうかで、結構チームの雰囲気が変わってくるなと。

特に同じ頑張っている近くのメンバーが「知らない間にこんな結果だしてたの?知らないけどこんな工夫してたの?」という刺激は結構大きいと思っており、近くにいるメンバーだからこそ、刺激をしあえると感じています。今Qで「初の事例」がどのくらい生まれたか?はチーム状態を見る上で一つ大事にしたいです。

 

| 幅の狭い、一本道になってないか?

これは「チームの幅」みたいなことですが、いや〜改めて大事だなと感じています。私個人の中でのセールスの変遷でいくと「とにかくゴリゴリ営業すっぞ時期」→「仕組み化したいと思い始めた時期(試行錯誤)」→「効率化・仕組み化ができてきた時期」→「サステイナブルって大事だと気づいた時期」みたいな感じなんですけど、この変遷を振り返って「反対側を言ってくれるメンバーがいた時期」を経て、いまのような考えに至りました。そしてその意見のおかげでより良く変わっていけたと感じています。

タイプとしてはDOできてしまうゆえに自分だけの考えだと効率化や健康面や体調面を考えることがあんまりなかったのですが、ここ1年くらいでそういった視点でのFBをくれるメンバーがいて、チームとしても大事にするようになり、前より格段によくなったと感じています。違う視点や反対側の意見が出ないmtgよりも出たmtgで何回でも議論して、決めたことの方が納得感も馬力も出ますし、すんなり行きすぎてないかや言いづらい反対意見を言えてない等が無いか?は意識するようにしています。

で、これは「反対側や違う視点のメンバーがいる」or「1人のなかで、反対側や複数視点から考られるか?」の2つで作り出すことができます。これを意図的に作りだすにはチームの状況を見ながら自分で「反対側・反対意見」を出してみたり、反対そうなメンバーに意見をもらいにいったりそういう工夫で「チームとしての幅」を改めて大事にしたいなと思います。

 

(番外編)特にチーム状態が良くない時に陥りそうな点

チームが上手くいっているなという時と、明らかに上手くいっていない時の状況)を振り返って、何が違いそうか?というのを改めて振り返ってみました。特にコロナ直撃中の状況は焦りや不安が強く、結果も出にくいなかで、模索していた記憶が強いですが、今考えてもう少し「ここを意識すべきだ」と思う点がいくつかありました。

・やっている施策の「終わり」を明確に決める。

→当時の自分を振り返ってもすごく強く思いますが、とにかくガムシャラにもう昼夜も問わず、焦る気持ちから実行しまくっていましたが、終わりを明確に引いておかないと、成果の出ない施策に投資し続けることになりかねないなと。特に本人はガムシャラなので、余計に「見えにくい」し、周りも「止めにくい」

今、当時のスラックを見返して施策や進め方を見た時に、多分これは終わりを決めた方が良かったやつだなと思うものがいくつかあり、それは大反省です。。。。

・コントロールできるもの、できないものに分けて考える。

→これは「嫌われる勇気」にもありますが、焦りや結果を出さないと思うと余計に「コントロールしないと!」という考えが強まり、ズルズル改善を続けてしまうなと感じました。「終わりを決める」にもつながりますが、解決のコントロールができる問題なのかそうじゃない問題なのか?は、不安や焦り、上手くいかない時にこそ区別する意識が大事だなと。

そんなこんなで長々と書きましたが、良い時と悪い時の違いを見れた1年だったからこそ、ここでの差から学びを得て、自分の肥しにしていこうと思っています!そんな私たちGreenセールスそして、アトラエ全体としても中途採用は強化中なので、ご興味もってもらえればぜひお気軽にご連絡ください〜!一読いただきありがとうございました!

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ABOUTこの記事をかいた人

田中 希実

新卒からアトラエに入社(2016年入社)。入社の半年前からインターンとして働いており、現在まで一貫してGreenの新規営業を担当しています!