こんにちは。今日は岡が担当します。
タイトルにも記載をしましたが、こんな質問をされて、
すぐに答えられる人はどれくらいいるでしょうか?
「この数年であなたがチャレンジしたことは何ですか?」
もちろん、すぐに答えられる人もいるでしょうし、
う~ん、挑戦かぁ~と考え込んでしまう人もいると思います。
うちの会社では、組織と個人の成長の道標として、
Missionと行動指針を掲げていますが、そのうちの一つとして、
「常に挑戦者たれ」という行動指針があります。
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常に挑戦者たれ
~失敗することを恐れるな~
世界を目指す会社にとって、個人や会社の
成長に「満足」できるラインなど存在しない。
現状に満足することなく、常に高い意識と
志を持ち、「挑戦」することを楽しもう。
失敗することを恐れる必要はない。
我々は「挑戦も失敗もしない者」よりも、
「挑戦し失敗する者」を評価する組織で
あり続けよう。
Be always a challenger.
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改めて「挑戦する」という言葉を辞書で引いてみると、
「困難な物事や新しい記録などに立ち向かうこと」
と書いてあります。
例えば、陸上の短距離の世界で自己ベストを出そうと頑張っている選手がいたとします。
その選手は、去年の自分よりタイムを伸ばそうと、自分よりタイムの良い選手の真似
をしたり、自身のフォームを改良してみたりするでしょう。実際に自己ベストを更新
できるかもしれません。
ただ、おそらく過去に前例のあるフォームやタイムにしかならないし、
自信を持って挑戦しましたとは言えない内容だと思います。
じゃあ、世界新記録を本気で出そうとしている選手を考えてみましょう。
この選手は、未だかつて出したことのないタイムを出さなければいけません。
誰かの真似をすれば世界新記録が出るでしょうか?
もしくは、今のフォームの延長線上で改良していけば新記録が出るでしょうか?
答えはノーである確率が高いと思っています。
世界新記録を本気で狙うのであれば、100mを9秒58未満で走るためには、
0~10mを○秒、11~20mを○秒、・・・と実現できる可能性のあるプランを
考え、それぞれのプランに対して、0~10mのタイムを0.05秒高めるには、
どこの筋肉を鍛え、どこの筋肉を抑えるか、あるいは意外とスタートのピストル
がなってから筋肉に指令を出すまでの反射を鍛えることによって0.01秒早められる
可能性があるとか、スタートから足の着地地点を、一歩目は1m、二歩目は2.5m、…
と決めてみるとかいくつかの可能性に落とし込むのでしょう。
このプランや達成できる可能性をリストアップして、その可能性に対して、
100%以上の努力をすることが世界新記録に繋がるのではないかと考えています。
もし、それが実現できなくてもそれは立派な「挑戦」であり、
「挑戦」したことによって、今までのタイムすら維持できなかったとしたら「失敗」
ということになるんでしょう。
もし、「失敗」しないことが評価される組織であれば、自己ベストを出す選手に
なればいいと思いますが、「挑戦」することが評価され、「挑戦」したことによる
「失敗」を許してくれる組織にいるのであれば、世界新記録を目指す選手であったほうが
成長に繋がるはずです。
繰り返しになりますが、うちの会社は
「挑戦も失敗もしない者」よりも、「挑戦し失敗する者」を評価する組織
です。
ならば、世界新記録を狙い続ける「挑戦者」でいなきゃ損ですよね。
こういうことをブログに書くと、自分に良いプレッシャーになるので、
自身へのメッセージも込めて書いてみました。
やっぱり考えをアウトプットするって大事ですね!
次回の更新は同期の梅(村)です!宜しくぅ!!
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