ぶつかる事には早くなれましょう。

平井です。
MTGをしていて、ぶつかる事を恐れては行けない。という話を。
僕はおそらく他の人とMTGをしていて他の人とぶつかる事が多い人だと思う。
で、それには次のような裏がある。
まず、個人的な性格として、僕は人や世間がやっている事と同じ事をするのが好きではないということだ。
誤解を恐れずに言えば、この性格は実は企画には大切なものなのではないかと思っている。僕がこの仕事をやっているのも一部はそれを買われてかなと思っている。
企画が生まれるとき、それは既存のもので満足できないときだろう。
もし現在の状況で満足している人が企画という仕事をやると、多分1日でパニックになる。
なぜなら「何をすればいいの?」ということになるからだ。
断っておくと、だれでもちょっとした企画は持っていると思う。こんなニーズがある、こんなウォンツがある、こうなったらいいのに。それは日々感じている人は多いのではないか。
しかしそれを仕事として1日考えるとすぐに分かることがある。
何かというと、よくよく考えると「なんだかんだで今のサービスで十分じゃない?」という結論に至る場合がほとんどだと言う事。以前から現代はニーズが少ない時代だと言っているが、それは、現在の人はたいていの人がやっぱり「サービスに困ってない」からである。
話を、元に戻すと基本的に人と同じ事をしたくない人がそこを乗り越えて新しい事を考えようとするのだと思う。そこは何か意地みたいなとこだw。
ということでMTGにおいては少し普通の人と違う感覚で話すことになってくる。だからぶつかる事が多い。
振り返ってみると大学の時からそうだった。正直、研究においても周りの人で挑戦的な課題(日々のゼミや卒論)に取り組んでいる人はいなかった。「なんでそんな分かりきった事やるの?」と思っていた。で、僕はと言えば、ぶつかって仕方がなかったw。多分周囲の人からすれば、「なぜそんな無茶な事をやるのか?」と逆に思われていただろう。さすがに今はそこまでではないけれど。そういう意味では成長している。
ということで長くなったが、一つ目はそういう性格だから。
二つ目は「わざと」。
わざとぶつかる事は重要だと思っている。
その反対から話した方が分かりやすいかもしれないが、普通の事を普通に考えて、普通に伝えていると、まーーーーーー、びっくりするくらい普通の物になる。そらそうだ。
うちのような小さなベンチャーにとって、
普通のものが世間に受け入れられるはずがない。
普通のものは大企業が提供する。それは信頼感があるから受け入れられる。小さいところがやったところで、信頼もなければ、特徴もない。心に粘り着かないものは必ず無視される。
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にも書いているが、ビジネスとは「戦争」なのである。
カネも物資も人材もある大きな国(企業)に勝とうと思ったら、ゲリラ戦法しかない。
大きいところのマネをする戦法はたいがい気合いと気力勝負になる。
物資の足りない気持ちだけの大和魂は結局勝負では負けるのだ。
自分の姿を自覚する事。明らかに小さく、弱い。
じゃあどうするか頭を使わないといけない。その基本は勝っているサービスがやっている事を「やらない」ということだ。それはやめた方がいい。
またまた話が脱線したので元に戻すと、
MTGでは「わざと」ぶつかる事で、「普通という壁」に揺さぶりをかけることが現在の僕のやり方なのだ。
ちょっと荒い戦法で我ながら不器用だと思っているが、求められるのは結果だから手段はいとわない。
ということで、MTGでぶつからない事はよくない。
ぶつかる事を恐れては行けない。なーなーの事はやめましょう。
ぶつかって修正をして、強くなって行くものだから、僕も自身も精進しながら、やって行きたいと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

平井 雅史

アトラエに2009年新卒入社。 新規事業→Greenクライアントサポート部署をまたぎ、多くの企業様の採用課題に対してアプローチをしている。 趣味はゴルフ、子育て、書道。