財政不安について思うこと

だいぶ更新が遅れてしまいました。
今回の記事は井端が担当します。

今回は、インターンの内容に関してではなく、
最近ずっと僕が関心を寄せている「財政不安」について書こうと思います
(少し堅いですが笑)。

何年からか前から話題になっているギリシャの財政問題をきっかけに、
スペイン、ポルトガル、イタリアなどと波及していますね。

最近は国際的に影響力のあるWall Street Journalに日本の財政不安に
関する記事が多く載っていることに、かなり危機感を感じています。。。(以下、記事のいくつか)
Resona Chairman Warns Over Japan Debt ‘Danger Zone’ – WSJ.com

IMF Warns Japan Debt Could ‘Become Unsustainable’ – WSJ.com

Another Big Debt Problem: Japan – WSJ.com

日本国内だと、「債権者の9割以上は日本人だから問題ない」という
楽観的な主張が多く見られますが、問題なのは、その債権者の現実の割合ではなく、
国際情報誌に「日本の財政はやばい」という内容が載っている事実自体にあると思っています。
人々のイメージで経済は動くことを考えると、日本人もギリシャのような
緊縮政策を将来覚悟しないといけないなと思ったりします。

このように僕が財政危機に大きな不安を持っているのは、
ギリシャの記事をみる度にその悲惨さに驚いているからです。
特にショックを受けたのは以下の記事からです。

Suicides in Greece Rise Since Before Crisis Began – WSJ.com

これはギリシャの財政不安が国際的な話題になってきてから、
・無職状態による自尊心の喪失
・皆が疑心暗鬼になるため友人関係が崩壊
などの理由で自殺率が大幅に上昇した、という内容の記事です。
損失額という数字からは見えてこない、
精神的なダメージがかなり大きいことを物語っていると思います。

。。。と、この他イタリアもケースも含めて、
ここまで早く国内事情が国際問題に発展する現実を考える度に、
僕は今、非常に不確実な、時代の大きな変化の中にいるのだということを感じます。

そしてその度に、これからは「個の時代」なんだと感じます。

予想出来ないような事態が起こっても、
他者に依存しないで、自分でしっかりと生き残って行く能力をつける必要があり、
そのためには自分がやりたいこと・注力したいことを明らかにして、
それが分かったらそれに集中することが必要だと思います。

前から意識していたことではありますが、
改めて自分が注力すべきものを見極めることを意識したいと思います。

財政危機の話から、自分の身の回りの話に飛んでしまいましたが、
Think globally, Act locallyと言いますから許してください笑。

最後に、インターンで働いている内定先で、
エンジニアとして働きつつ、同時に新卒採用もやっています。
現在会社説明会をやってますんで、
少しでもこの記事に共感された方は以下のURLからエントリーしてみて下さい!
http://www.ig-partners.co.jp/recruit/newgraduates.html

今回は以上です。