環境と境遇

今回のブログはみなとが更新します。
入社して半年が経過し、振り返りを含めて経営陣と話す機会があり、自身の半年間のことはもちろんですが、この会社に就職すると選んだ理由等についても考えるタイミング真っ只中を送っています。

結論、手前味噌にはなりますが、諸々たくさんの理由の中でいい選択をしたと実感しています。
会社を選ぶ上での選択軸はほぼ無限に近いほど多く、給与待遇や雰囲気、オフィス、人柄等個々の価値観によって本当に様々だと思いますが、その中で私がいい選択をしたと思えている一番大きい要因になっているのが、「環境」です。

私は人は目標を決めるとき、それに向かって行動するときに「環境」が大きく影響すると思っています。
誤解を恐れずに言うと、進学校の進学実績が高いのは、多数の有名校への進学欲の高い人にそうでない人も引っ張られることが要因の一つだと思っています。それも「環境」の一つです。

つまり、一部例外的に意思の強い人ではない限り、目指す先やそこへの取り組みはどのような人と一緒にいるかが大きく影響するはずだと考えています。(もちろん個人の努力や想いが必要なことは大前提ですが)

そう言った意味では、私が入社した会社は私に最も欠けていて今後必ず必要なことを実行し続けるメンバーによって構成されています。よって私は不甲斐なさを感じることや、半ば自己嫌悪になることは多々あるわけですが、長期的に考えてみたら絶対に必要なことを半ば強制的に引っ張られる環境なわけです。
器用に生きていける人は苦手なことなんて逃げようと思えば逃げること自体は簡単であり、自分の得意分野でもどうにか生きていくことは可能だと思います。ただ、どうにか生きていくことが最終目標でない人間にとって自分の得意分野だけで勝負していく環境は「悪」になりうる可能性もあります。そう言った意味でもどんな環境を選ぶかで人生が変わるといっても過言ではないはずです。

そんなことを考えている中でふと感じたのは、「環境」と「境遇」の差。
私が考える双方の言葉の意味の違いは、「境遇」は人の生活についての状況や立場についてを語っていて、「環境」は自然や社会などを含んだもっと広い意味での状況なのだと思います。
もし私の定義通りの意味だと仮定すると、人が気にしやすいのは身近な「境遇」かもしれないですが、本質的に着目すべきは「環境」であり、様々な選択を迫られた際には損得や目先の利ではなく、より広い意味での状況を考えて行動・選択すべきだと。

もちろん環境と言っても周りを言い訳にするようなことはあってはいけないですが、そんなことも自己成長やビジネスライフを送る上で非常に重要なことだろうと感じました。
私自身、採用担当者としても学生さんにそんなことも含めてどんな人生を送っていくか一緒に考えられるように頑張ります!