シルバーウィークくらいから1人、きたる社員総会に向け動画制作をしている川村です。
ここ数日、社内ではもっぱら「外注先の動画制作会社の人」的な扱いを受けてすこし寂しい半面、あくまで動画の中身自体は当日のお楽しみという暗黙の了解のもと、「図工室」という名の自習スペース(?)で黙々と作業しています笑
個人的にはこの社内の動画制作は半年に1回の大イベントです。
今年も当日動画の反応を緊張で心臓バクバクになりつつ、楽しみにしながら見守りたいと思います笑
(自分がつくったものを実際に人に見せる時は、冷や汗がでるくらい緊張してしまいます。)
そんな緊張とワクワクが入り混じる社員総会は今週末ですが、本日から新たに期が変わりました。
そこで、前期の個人的に大きい取り組みであった”Issueバトル”という取り組みについて振り返ってみたいと思います。
そもそもIssueバトルとはなんぞやということで、取り組みの概要を説明します。
※ここでのIssueとはほぼ開発に関するものと他チームからの依頼系のIssue(タスク)のことを指します。
※Issueをどの粒度で分けるかわ、個人に委ねられています。
■目的
若手エンジニアの技術力/ビジネススキルの向上と、バグ改修/依頼系を若手だけで回せるようになるべく、とにかく今は「数」をこなそう!という取り組みです。
■参加メンバー
新卒1年目のエンジニア+2年目エンジニアの私
■ルール
各週ごとに参加メンバーが完了したIssueの数を比較し、1番数をこなした人は、下位2人からご飯をおごってもらえるというもの。
■期間
3人で1週間で60個のIssueを完了させるまで。
このように壁に貼って常に各メンバーがこなしたIssueの数がわかるようにしています。
※一応内容はふせさせてもらってますw
結果、9月2週目になんとか達成することができました!
達成するまでに、約5ヶ月かかりましたがこのバトルをはじめた時と今では、みな技術力はもちろんですが、仕事に対する姿勢、進め方などあらゆる点で成長したと思います。
今回はこのIssueバトルを通して、個人的に学んだことをまとめます。
ゴールから逆算してタスクを分解すべし!
(仕事の取り組み方の基本のキですが、これを実感したことは大きいなと感じました。)
定量的な目標を定めているこのバトルでよく陥りがちな行動としてありがちなのが、目の前のタスクをいち早く終わらせたいがために、「とりあえず手をつける。」「手をつけてから考える。」という早く終わらせたい!という気持ち(焦り)が強くですぎて後先考えずに手をつけるという行動です。
これは、結果的に行き当たりばったりでただただ途中で悩むだけで、前に進みません。
ただただ手を動かす時間が長くなるだけで、最初の30分は仕事してる感がでるのですが、1時間~2時間と時が経つにつれて、完全目的を見失った迷子状態になります。
よりストレスなく早くIssueを完了させるためにも、手をつける前に、あるべき像からブレイクダウンしてIssueを先に区切ることが結果、実際に手を動かす工程において非常にすっきりとしたメンタルで臨めかつ、作業時間も短縮されるなということを実感しました。
丁寧なパスを出すべし!
Issueにもバグ改修/依頼系/新規機能開発など、様々ありますが往々にしてバックエンドエンジニア一人で解決するものはありません。
システムの修正にともなったデザイン修正や、先方へのバグ改修完了報告、そもそもの対応の仕方についての相談など、チーム内外の人にパスをだします。
そういった時もIssueを早く完了したいと焦り、「とりあえずパスをだす!」といった自分よがりな思考に陥りがちです。
雑なパスは結果的に、無駄なコミュニケーションが増えたり、そもそもパスもらった人のモチベーションが下がり優先度を劣後にされてしまうなど、結果的に工数が余計にかかってしまう原因となります。
当然ですが、一人で仕事をしているわけではありません。
相手がどうパスをもらったら気持ち良くそれを受け取ってくれるか。その視点を持ってパスのだし方を考えることが、Issueを完了させていく上でとても重要だと学びました。
自分は思って以上に自己中だった!
Issueバトルを通して、度々以下のようなことがありました。
・バトルの状況や自分のこなせているタスクの数によってモチベーションが上下していた。
・数をこなしたいがために、工数がかかりそうなものに対して億劫になっていた。
・そもそも数をこなすことが全て!みたいな視点がえらく低くなってしまった。
Issueバトルの形式上、個々人のこなせるIssueの数のボトムアップと、どこか個人戦的なルールがありそもそものこの取り組みの目的を忘れがちになり、あくまで自分個人の現状に対する満足度や達成度合い で、一喜一憂していました。
そして、その感情をコントロールするのがとても自分にとって難しかったです。
その状態がまずいなと初めてわかったのが、自分の態度によってチームのコミュニケーションが少し変化したことに気づいたときでした。
今思うと死ぬほど恥ずかしいですが、あまりにも「数」という部分に個人的に固執しすぎた結果、超個人視点になっていたこと。そもそも自分はそういう視点に陥りがちなタイプの
人間だと気づけたことはこの取り組みを通しての学びの中で一番大きいです。
来期は自分の出来高ではなく、チームとしての成果にいかに自分が貢献できたかという視点をより強くもち走りきろうと思います!
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