社会人になりどんな荒波に揉まれてもデザイナーとして忘れたくないこと

はじめまして。17卒内定者の村上です!
大学では情報デザインを学んでいます。大学1年生の今頃はデザインのデの字も知らなかった私ですが、今となっては永遠のデザイナー志望です。現在は引き出しを増やそうと必死になっています。これからデザイナー視点のブログを書いていければと思います!
さて、私はこれまでに学んだことから、社会人になりどんな慌ただしい日々を送ろうともこれだけは忘れたくないという想いがあります。
それは、”リアルを第一に考え、未来を創るデザイナーである”ということです。
これは、就職活動中に出会う人全てに言っていたんじゃないかというくらい私が大切だと思っていることです。この言葉に含まれる3つのポイントを詳しく説明しようと思います。

1. リアルを第一に考える

情報社会が急成長する中で、忘れてはいけないのがリアルの体験を尊重するということです。”スマホ上で見るハワイのビーチ写真”と”実際に足を運び自分の肉眼で見るハワイのビーチ”。同じハワイのビーチを見るという体験でも、どちらのほうが大きな感動を覚えますか?デジタルにはない、リアルだからこそ感じれる感動があります。逆を言えば、デジタルにしかできないこともあるのです。ですが、世間に出回っているITサービスの中にはただ便利になるという理由で成り立っている物がたくさんあります。それは本当にユーザ(人間)にとって必要なのか。そのサービスが生まれることによってユーザのリアルな体験はどうなるのか、大切な何かをなくしてしまわないか。ロジックで固めた後、最終的に感覚的なものを大切にするデザイナーを私は目指します。

2. ユーザの未来を創る

LINEやFacebook、twitterがなくなったらあなたはどうなりますか?さらに言うと、スマートフォンというものがなくなった自分の生活を想像できますか?私はどれがなくなっても泣きます!!!スマホがなくなった日には途方にくれるでしょう。このように、ものをつくり提供することで、それを利用するユーザの行動や感情を大きく変化させることができます。しかし、ユーザの生活に大きな影響を与えるものは決して多くはありません。私は革新的なアイデアで、あるユーザの行動を変えれるようなサービスを作りたいです。大きいことを言っているようですが、LINEは5年前にはまだなかったアプリケーションです。さらにいうと、5年後にはあるかどうかわからないのです。ものづくりって無限の可能性を秘めていて楽しいですね!ユーザにとって使い捨てで終わるものではなく、何か新しい価値を与えられるようなものを創れるデザイナーを私は目指します。

3. 数多の引き出しの中から最善を見つける

ネット・IT事業に軸足を置いている会社に就職しようとしているわけですが、私は決してITサービスが創りたいわけではありません。何が言いたいかというと、ITは社会の問題解決に取り組む際の1つの手段でしかないということです。
例えば、アプリ開発のプロフェッショナルで、他の情報を積極的に取り入れようとしない人がいるとします。きっと、この人は社会の問題解決を行う際に、何か新しいアプリを作るという解決法しか提示できないということです。しかし、視野を広く持ち、本質をきちんと見つめることができれば、最善の解決法がアプリを開発することなのかどうかがわかるはずです。とても難しいことですが、本質的なことは多くないため、どの分野から新しいアイデアの種が生まれるかわかりません。広い視野を持ち、最善を選べるデザイナーを私は目指します。

以上が、私がデザイナーとして忘れたくないことです。これは私一個人の考えなので、この記事を読んでいる人の中には反論したい人もいると思います。そんな人とはぜひ一緒に飲んで議論したいものです(笑)人の話を聞いて、異なる意見を知ることで、自分の考えが強くなったり、変わったりすると思います。もし、自分が何をしたいのか分からないという就活生の人が見てくれていたら、人の考えを聞いたり、聞いてみることで何か見えることがあると思います!