僕が考える理想の組織

こんにちは。
社員ブログは初めての投稿となります。
去年10月からJoinしました杉山です!

内定者ブログ時代にも少し自己紹介をしていましたが、僕は今東大の博士課程の3年の学生でもあります。今は2足のわらじを履いていて、今年3月に無事博士号を取得予定です!PhD!!(^o^)
そのバックグラウンドを活かすべく、現在はマーケティングチームであれやこれや奮闘しております。
今はまだInputが多いですが、はやくここでもアルファベット3文字を振り回しながらそれっぽいことを言えるようにならねばと日々頑張っております(笑)

さてさて、僕も他の社員と相違なく、僕なりの理想の組織像というのを持っています。今回は、それを語らせていただこうと思います。

早速理想の組織の話!と行きたいところですが、いきなり組織の話は大きすぎるので、理想の状態にある個人は何かということを考えてみます。思いっきりシンプルに考えると、自分の持てる力を存分に発揮している状態だと思います。
ここまでシンプルに言われると、そうそう異論はないでしょう。
個人レベルで考えれば、理想の状態を長く維持することや、理想の状態から外れた時にそれに気づき、理想の状態に戻れるということが大事だということになります。

組織レベルに行く前に、理想のチームについて考えてみます。ここでいうチームとは、ある1つのことを成し遂げるために集まった、5人前後の集団とします。人と人とが集まって作るユニットの最小の大きさがこれくらいでしょう。
さて、理想の状態にあるチームとは何でしょう。今回も最高に単純に考えてみると、チームのメンバー全員が理想の状態にあれば、それは理想の状態にあるチームだといえるでしょう。
チームレベルで考えると、自分が理想の状態にあるのみならず、チームメンバーを理想の状態に引き上げることができるという点が重要になってくるはずです。チームメンバーの中に、調子が上がらない人がいれば、その人がどうすれば理想の状態になれるのか、そのために自分には何ができるのか、そういうことを考えることが必要になってくると思います。

次に、今のアトラエについて考えてみます。すごくざっくりいうと、今のアトラエはこのチームが10個くらい集まって、50人くらいの組織になっています。アトラエの理想の状態とはどういう状態でしょうか。今までにならって、アトラエの理想の状態とは、全てのチームが理想の状態にあることだと定めて考えてみます。
この段になってくると、いよいよ理想の状態の現実味が薄くなってきます。ですが、個人が採るべき行動の指針は見えます。アトラエレベルのサイズの組織で考えれば、自分のチームが理想の状態にあるのみならず、チームを超えて高め合う姿勢が必要になってきます。
不調のチームがあれば、外から見ているからこそできる意見をするとか、話を聞くとか。有事の際のみならず、日頃から、チームを超えてあれこれ話せるようになっているとか、きっとそういうことが大事になると思います。

今のアトラエが10個くらい束なって500人くらいの組織では、もう1段階上のレイヤーでの行動が、5000人くらいの組織では、さらにもう1段階上のレイヤーでの行動が……ということが求められるのだと思います。
サイズが大きくなれば、組織全体が理想の状態というのは事実上不可能になります。ですが、どんなに組織のサイズが大きくなっても、全員が、理想の状態を目指すということだけはできるはずです。
全員が、この理想の状態を目指している。それも、口だけではなく、実際の言動に表れている。そして願わくば、それがうまく回っている。そういう状態が、僕がこれから現実的に目指していく目標になると考えております。

ABOUTこの記事をかいた人

杉山 聡

博士(数理科学) 2016年10月から Atrae に join し、 Green の marketing を担当した後、現在は wevox の data scientist として従事。 北里大学の島津研の特別研究員としても活動しており、 work engagement 関連の研究に参加している。