自分が新しく創りあげられたものはどれくらいあるか?という話

こんにちは。今回は4年目、セールス田中が担当します。

最近ふと「Atrae」という会社の見え方が入社当時(約3年前)と全然違うなと感じることが多々あります。

3年間で会社が成長しているので全然違うのは当たり前であり、それ自体はみんなのあらゆる頑張りのおかげなので素晴らしいことだと思っています。ただ、私自身がその「凄さ」を自分の言葉で語るときに「自分が関与したと思えること」と「そうでないこと」で伝え方や熱量、その結果の伝わり方が全然違ってくると感じることが増えました。

1年目からセールスという領域で日々クライアント様と接していましたが、当時は「Greenを伝える」ということだけに精一杯な状況でこういうことを感じたことは全然なかったです。ですがあれから時間も経ち、クライアント様の課題に対して自分が持てる知見・経験・失敗談、加えてGreenyentawevoxAtareを伝える中で「自分が作ったもの」と「そうでないもの」を話すようになりました。そうすると「ただ凄さをなめて伝えているだけ」という感覚と「自分が信じた価値、挑戦した失敗、苦悩を共有する」という2つの感覚の違いを顕著に感じるようになりました。

現在パートナー様との拡販を進めており、特に外部の方と触れる機会が増えたこともこう考えるに至る大きなきっかけだったなと感じています。Atraeの魅力、Greenの現状や実績等を伝える中で「すごいですね~」という良い反応をいつでも得るような状況で逆にいろんな人から「素晴らしい、すごい」と連呼されるたびに「自分が創り上げた領域ってどのくらいのものなのだろう….」と感じるようになりました。

逆に自分自身がセールスの領域で挑戦してきたこと、例えば「インサイドセールスの仕組み作り、CRM/コンテンツマーケの仕組み作り、ビデオ商談での諸々の模索、チームについて色々取り組んでみたこと」などこういう話については自分の失敗談が語れるのでものすごく熱量を持って良質な情報(背景や考え含めた)を伝えられました。またこういうことを人に話すと自分がやってきたレベル感が明確にわかるので、全然大きなチャレンジでなかったなとか、ある種その時の環境によって生まれたチャレンジだなとか、そういうことも改めて感じることができました。(なので、大胆な挑戦って大事だなと改めて感じましたw小さくまとまっている感を顕著に感じた。。)

で、特に今の若いメンバーはこの「新しく創る」ということを強く意識しないと、会社のいまの状態をそのまま伝えていてあらゆる人から「すごい」と言われることに慣れてしまうと錯覚を起こす可能性もあるかもしれないと感じるようになってきました。(私自身もちゃんと冷静に自分が生み出した価値とそうでないものは分けて考えることは常に意識しないとなと思っています、、、)

ある意味昔(私の入社前)だと「やらざるを得ない、切羽詰まった場面(マイナススタート的な状況)」というのがものすごく多くありストレッチせざるを得ないという状況だったかと思います。一方、今はある程度形になってきて昔よりはおそらくいろんな意味での「余裕」みたいなものが出てきており、「一定は大丈夫な場面(プラスからのスタート的な状況)」からストレッチしないといけない状況だと感じています。後者の方が難しいと思うので、それはいま踏ん張りどきだなと。(ちなみにAtraeでは「OKR」という目標設定のフレームワークを用いたり、Atrae Standardという問いを刷新したりして踏ん張っています!Atrae Standardについてはこちらのブログでも触れていますのでよければ

アトラエスタンダード刷新までの1年半〜究極的なアトラエらしさ〜(https://atrae.co.jp/memberblog/2019/07/30/atrae_value/

このようなことを感じ、改めて「自分が信じる価値」が何か?を明確に持っているメンバーが多くいることが大事なことだと心から感じるようになりました。各方面でいろんなメンバーが「自分が価値があると思っているもの」に向かって突き進めば、その一つ一つがAtraeを作り上げることになります。気づけばいろんな価値がAtraeの武器となって形になっているはず。

・今、自分は何に価値があると思っているのか?

・今、自分がやりたいと思っていることの魅力を語れるのか?

・今、何を企んでいるのか?何に勝機がありそうなのか?

定期で自分自身で振り返ったり、メンバーに聞いてみたりしようと思っています。

「自分が思う価値を考えて、実行して、形にして、それが自分の糧になり、話せることや出せるパフォーマンスが広がる」というループの一番初めのところなので、まず常にこの部分を問いかけあえるような組織でありたいなと。。。。

最後に、私のバイブル「北斗の拳」より。北斗の拳には「ザコキャラ(悪者の手下、ひでぶ!と言いながら死んでいくキャラ等)」がめちゃくちゃ沢山出てくるのですがそのザコキャラだけを主役にした舞台があります。いつまでもいくつになっても「俺たちはザコだ!」と思いながら邁進したいものです。

ご一読いただきありがとうございました!

ABOUTこの記事をかいた人

田中 希実

新卒からアトラエに入社(2016年入社)。入社の半年前からインターンとして働いており、現在まで一貫してGreenの新規営業を担当しています!