頭がスッキリする方法

3年目の山口です。
今日は「頭がスッキリする方法」について書こうと思います。
日々考えることが多い人は、参考にして頂ければ嬉しいです。

(注 : 医学的な根拠はありません、完全に個人の主観です)

サマリーは、

  1. 不要な情報を遮断
  2. 重要だけど、今必要ない情報は「寝かせて」「忘れる」
  3. 無意識を使う

です。

1, 不要な情報を遮断

 

「それがぼくにとってなんの役に立つんです?われわれは太陽のまわりをまわっている、そうきみは言う」
「ですがね、たとえわれわれのまわっているのが月のまわりであろうと、それはぼくにとって、あるいはぼくの仕事にとって、これぽっちの差異ももたらすわけじゃないんです」

太陽と地球の関係を話すワトソンに対して、全く興味を示さないという伝説的なホームズのセリフです。
いまフォーカスしている問題の解決のために、必要のない情報は出来るだけ遮断するのが吉です。

2,重要だけど、今必要ない情報は「寝かせて」「忘れる」

人間の記憶力や脳のメモリには限界があります。
なので「重要だけど今は使わないな」ということを記憶するために脳のメモリを使ってしまうと、頭が重くなります。
使わないタブやアプリケーションを開きっぱなしにしているPCと同じようなイメージでしょうか。

ただいつかは必要になりそうな重要な情報なので、なんとか頭のメモリを使わずに記憶しておきたい。
そんな時に助成想起を応用するととても役に立ちます。

例えば、

「あなたの知っている江戸時代の人物と関連する出来事を挙げて下さい」

と言われて藤田 東湖が出てくる人はなかなかいないと思います。
普通は徳川綱吉の生類憐れみの令とか、ペリー来航とかそんなもんでしょう。これが純粋想起です。

「あなたは藤田東湖という人物とその業績を知っていますか?」

 

と聞かれれば、
「あーはいはい。水戸学藤田派の学者で、、、そうえいえばあの歴史の先生の授業おもしろかったなー!」

みたいな感じで当時の記憶から役に立たない雑学まで鮮明に思い出せるわけです。これが助成想起です。

なのでアイデアを思いついたり、本を読んだり、何か心を動かされたり、、、でもいま使わないないな。
そういう時は必ずどこかに記録すると良いです。
そして完全に忘却します。ここが重要です。メモしたのに、忘れることを、忘れている人は多い気がします。

そうして、定期的にメモを見返すと、助成想起的に当時の記憶が蘇ってくれます。

また特に根拠はないのですが経験則的にアイデアは一定期間寝かせたほうがいいです。
上記のようにいったん記憶を別の場所に寝かせておくとまるで熟成されたワインのように素晴らしく育っていたり、腐ったりんごのようになってたりします。
重要なのは、その間一切頭のメモリを使っていない、ということです。素晴らしい、魔法みたいですね。

最近『メモの魔力』という本が流行ったと思うのですが、「寝かせる」と「忘れる」ということについてはあまり言及されていない気がしたので、もし良ければ試してみて下さい。(ナナメ読みなので、書いてあったらすみませんm(__)m)

3, 無意識を使う

上の2つを実践しながらも、結局は脳メモリを増やしたいな、と考えていました。
ただメモリは増やせず、そうすると逆転の発想で、頭を使わずに考えることが出来ればいいのではないか?(自分でも言ってて意味不明ですが)となり、実際にそんな裏ワザがありました、「無意識」で考えれば良いのです。

例を挙げると、私は学生時代サッカーをやっていたのですが、幼少の頃からコーチに「首を振れ」と言われ続けていました。
実際の試合中はとんでもないスピードで局面が変わるので、毎場面「首を振らなきゃ!」などと考えてられません。
ただ毎日反復して実践していると、いつの間にか「無意識」に「首振り」が出来るようになっているのです。

仕事に置き換えると、「結論から話す」や「論理的思考」などは常に必要ですよね。
ただ他にも考えなければいけないことがたくさんあるのに、毎回「結論から話さなきゃ」とか「論理的に話さなきゃ」考えるのはとてもストレスです。
半年くらい前から色々な業界の決算書を読むようにしているのですが、毎回数字の羅列や単語を頭の中で意味に変換するのがとても苦痛でした。
ただ毎日数字の羅列を見ていると、ある日無意識的に理解出来るようになります。
「新聞をストレスなく読めるようになる」も似たような感じだと思います。

こんな感じで頭のメモリを使わずに「無意識」で出来ることを増やしていくと、貴重で有限な頭のメモリをクリエイティブなことに使えるのではないかなと思います。

シャーロック・ホームズはこのように言っています。

「ぼくには一目でわかったんだが、どうしてわかったのかを説明するほうが、かえってむずかしい」

※ある人物の外見的特徴から、前職を言い当てたホームズに「何故そう思ったか?」とワトソンは説明を求めたが、返って困惑している場面

 

最後になりますが、上記に加えて食事と睡眠をしっかりとることで、頭はよりスッキリすると思います。(むしろこっちのほうが重要かもしれません)

思考体力的なものに課題を感じている人がいたら、是非参考にしてみて下さい。
最後までお付き合い頂きありがとうございます!

ABOUTこの記事をかいた人

山口 真太朗

新卒2017年入社の山口です。 最近はyentaというビジネスマッチングアプリの行動ログやマーケティング関連のデータ分析等をしています。 趣味はサッカーで好きな選手はフランチェスコ・トッティ。好きな解説者は粕谷秀樹さんと早野宏史さんです。 あと漫画と麻雀が好きです。