選択と意味付けが仕事を楽しくする

こんにちは。新卒1年目、もうすぐ2年目になるエンジニア小倉がお送りします。

今回は私が1年間働いて感じた「仕事を楽しくするコツ」を書いていきたいと思います。

本質を突くと先輩・先人たちが言っていることを大差ないと思いますが、
ここは自分が感じたことだからこそ自分の言葉で表現したいと思います。

なぜこのテーマなのか

なぜこのテーマについて書くかというかと、入社数ヶ月間仕事を楽しめてなかった自分が「あること」を意識し始めてから楽しめるようになったからです。

入社して慣れない環境に飛び込んで、毎日出来ることよりも出来ないことの方が圧倒的に多くて、やらないといけない(と思いこんでいる)ことが多くて自分って仕事楽しめてるのかな…?と、入社数ヶ月の自分はこんな感じでした。

人生の時間の半分以上を占める仕事の時間は楽しいほうが良いはずです。

そんなモヤモヤとしていた自分がどのようにそこから脱したのかを書いていきます。

不遜ながら(全然仕事楽しくないな〜)と思っている方に届いてくれればいいなと思っています。「仕事楽しいぜ!問題ないぜ!」という方は飛ばしてくださって大丈夫です!

それでは書いていきます。

何が仕事を楽しくするのか

まず結論から言うと「選択すること」と「意味付けをすること」が仕事を確実に楽しくすると思います。これは断言できます。

いずれもキーワードは「ジブンゴト」です。

誤解なきよう伝えると、その2つだけ出来ていればOKというわけではなく、その2つが出来てない方がそれらを心がけた途端にスーパーやる気になれるということです。もちろん仕事を楽しくできる要素は他にもあります。今回はこの2つだけ。

選択すること

選択することは3つに分解できます。

・問題を自分で探すこと、特定すること
・問題に対する解決の手段を自分で考えること、提案すること
・手段を自分で実行すること

なぜこれらが仕事を楽しくするかというと、圧倒的に仕事を「ジブンゴト」化できるからです。

 

ちょうど同じチームの先輩である森山も同じことを言ってます。
この時はピンときてなかったというか、正直自分は出来ていると思ってました。

「じぶん」の仕事と「だれか」の仕事

私自身が仕事を楽しめていなかった当時は、この3つが1つも出来ていませんでした。
入社後すぐに取り組んでいたことは自分が見つけた課題ではなかったですし、手段も先輩が(入社時の自分のレベルに)あてがってくれたものでした。

それが何の役に立つかは頭で分かっていても、自分が考え抜いたことではないからどうしても自分事に感じられないという感じでした。

受け身でやっていたので、「もっと処理を早くしよう」とか「もっとキレイに書こう」とかいわゆるエンジニア的な向上心や工夫がなく、とにかく終わらせることが目的になっていました。

そんな折、先輩エンジニアと飲みに行った時に「自分で選択することの楽しさ」や「当たり前さ」を伝えられました。冷静になって考えると至極当然なのに自分で選べてないことを恥ずかしいと強く感じたことを今でも覚えています。

それからは自分で課題を考えて、提案して、実行するようにしています。

自分で選択することは、やっぱり本当に楽しいです。

受動的になってた時は自分の範囲を決め、それ以外はほぼノータッチでしたたが、今はプロダクトにおける色々な課題が自分の責任だと感じるようになりました。

お客様から好評の声をもらったら本当に嬉しいですし、改善点やご指摘の声を頂いた時は自分の業務的な範囲でないとしても自身の責任を本当に強く感じます。

 

意味付けをすること

とはいいつつも、必ずしも毎日自分で何でも選択できるかというとそうではないでしょう。

自分が本当に得意じゃないことや、正直好きではないことが日々たくさん降り注いで来るのが社会人です。

そんな時は「意味づけ」です。

例えば電話対応です。世間的にエンジニアは電話が苦手だそうです。加えて「自分宛てにかかってくる電話もほぼないのになぜやらなければいけないのか」という意見もよく身近なエンジニアから聞きます。精神的に辛いことも多々あるので分からなくもないですが、非常にもったいないなと感じます。まず勉強できることがめちゃくちゃ沢山あります。

「お客様からの質問としてどのようなものが多いのか」
これはどのサービスの、どの機能が今お客様に伝わりきってないのかがわかります。そこからサービスの改善点が見えます。

「どのような営業電話が魅力的か」
最初の数十秒ででサービス内容が分かるような話し方と、そうではないものを直に体験できます。

「どのようなご対応をすればお客様の解決になるか」
お客様からのお電話も千差万別です。言葉の裏からどのようなことで困っているかを読み取れるかでどのように対応するかも変わってきまし、どのような案内が適切かを常に考える訓練になります。(お客様からのお問い合わせを訓練というのはアレですが…)

「自分の話し方は適切か」
正しい敬語や日本語を勉強し始めます。普段使っていて意外と間違っている日本語って沢山あるんだなと痛感します。またどのようなトーンで話せば、お客様に心地よさを与えられるかが掴めてきます。

と、まだまだありますが「なんでエンジニアなのに電話でないといけないんだよ」という人よりも何万倍も速く先にいけます。ただし意識すれば、です。

もちろんどのようなことで会社や事業に貢献するかは人それぞれです。
伝えたかったことは、無理やりやらされていると感じる人よりも、その状況の中で「ジブンゴト」にした人のほうがその人自身も周りの人もハッピーになるということです。

また意味付けをすれば、その次の発想として「自分なりの工夫を施せないか?」とか「どのようにしたら自動化・効率化できるか?」とかを考え始めます。

そうすると1つ目の「選択すること」を始めます。こうなったら面白くなっているはずです。目に見えて事業や組織や、会社そのものが、自分の行いによって良くなるのがわかります。

最後に

つらつらと書きましたが楽しく仕事をすることと、仕事で成果を出したり価値を提供したりすることはまた別です。これも当たり前。

ただしやっぱり高い成果をだして世の中に価値提供している人は、仕事を楽しんでいるし何より見ていて気持ちのいい人たちです。

スタート地点に立ったと考えて、仕事に邁進していきます!

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