新しい環境下で大事だと思うこと

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いわゆるアンラーン的な話ですが、やっぱりめちゃめちゃ大事だなと…。

アンラーンとは「学ばない」という否定の意味ではなく、よく「学びほぐし」と紹介されることが多いもので、単に学んで新しい知識を手に入れるだけでなく、それまで自分が頑張って身につけてきたものを打ち壊し、手放しましょうという考え方です。

特に新しい環境だと学ぶこと知ることも新しい情報が多いので、常に「インプット」つまり「これから何を学ぶか？何を得るか？」ということが触れる情報としても多くなりますし、自分も早くそういった情報をインプットしたい！！と思います。最大限最速でインプットを行い、それらをため込んで自分の血肉にしようと思っていましたが、それ以上に大事なことが、それを過去の自分の思考プロセスや癖と合わせてどう力にしていくかという「プロセス」がめっちゃ大事で、そこに苦戦しました。。。。

これまでに学んだ知識や身につけた技術・やり方・癖を振り返り、その上でインプットした知識をさらなる学びや成長につながる形に整理し直す「プロセス」みたいなイメージです。

この「プロセス」には大きく2つあるかと思い「そもそも自分の癖や特徴をよく理解できていない」と「新しい環境（事業内容・周りのメンバーのタイプ・進め方）への適応・アップデート」の2つです。前者は今までの環境で阿吽の呼吸で理解してもらっていたことが0になるので、より一層新しい環境での自分の伝え方・行動が「相手にどう映っているのか」を理解していくことが早くアップデートできるコツだと感じています。（私の場合はありがたくもこのようなFBを沢山もらったり、良い問いかけをもらっているのですが、「インプット・早く理解したい」が知らずのうちに優先されてしまっていた部分もあり、この「思考の整理や俯瞰して捉える感覚」と「はやる気持ち」のバランスはうまく意識しないとな〜と感じています。）

(参考記事こちら)

新しい学びの技術「アンラーン」が、今こそ必要な理由

（ちなみに仏教の「諸行無常*」もこのアンラーンの考えと近しく「私たちは本来いっときも止まらずに変化し続けている存在」であるという人間観を提示しているものらしいです。例えば実は環境はいつも変化しているのに、停滞しているのは「自分が持っている価値観」や「いままでのやり方」を手放せないからだというもので、これが特に環境が変化したときに顕著に必要になるということですね…）

*諸行無常：万物はいつも流転(るてん)し、変化・消滅がたえないこと。

 

 

これも上記の話と重なりますが、そもそもアンラーン大事だな〜と感じた1つに「スクラム: 仕事が４倍速くなる“世界標準”のチーム戦術」を読んだというきっかけもあります。もちろんそれ以上にチームメンバーやPJリーダーからの「やり方・思考の癖」の振り返りは常々アドバイスをもらっているので日頃から大事だと実感しておりましたが、この本を読んだこともきっかけとしては非常に大きかったです。

 

自分自身が特に「ハッと」したのは、【無駄は罪：仕事の理想は本来「努力しなくても自然に出来る流れ」があり、武術や瞑想のように努力せずとも自然と心と動きが一体になっていること】という部分です。。。（武術・瞑想までいくと理想すぎるw）

(これは特に個人の特性に寄与すると思いますが..)ある程度社会人経験があるが故に「ここは最低限出来る自分でありたい、自分がやりたい」という具体業務の領域にはプライドが出てきて、もちろん良いプライドと悪いプライド両方あるのですが、悪い方に働くと「もう少し待ってほしい、出来る自分でありたいがゆえにできるまで待ってもらいたいという感情になることがあるのかもしれない」と先日気づきました。。。特に周りがさくさくとやっているような環境だと、自分もその水準と同じようなアウトプットで出したいやその量やりたいとなってくると、理想のやりたい・やることの解像度がどんどん高くなっていく一方で、自分の具体行動・アウトプットがすぐついてこない状態（このアウトプットで出す恥ずかしさ的）なのはわかりつつ、持ち帰りたいと思ってしまう自分・・のような状況です。プライドの持ち方を間違えているパターンです。（プライドの問題と別に、「捨てることが苦手」という私の性格もあると思うのでここは捨てる勇気や優先度を決めれば解決できるというのも十分あると思います。）

特に何か抱えがちになる人や、新しい環境に向き合う時に当てはまりやすいかもしれないですが、こうなると

「みんなは助けたいと思って聞いている(特に新しいメンバーとか)」⇨「でも自分はやりたいと思っている、でもそんなにすぐに出せない」⇨「頑張りますと言う、なんとかしなきゃと言う」⇨「周り困る（or察するw）、言う」⇨「わかっていることを言われ、グサッ。。！」というサイクルに入ります。（出さなきゃいけない水準・スピードで出来てないから待ってほしいと思いつつ、それを言われると勝手にグサッとなるという状態w笑。）

 

新卒一年目も近しいことはよく起きると思いますが、ある程度大人になった今だから自分に自負があると、こういう新しい取り組み時の「抱え込み」は起きがちな気がしてます。特に「やります、出来てません」が多くなるタイミングなのかとは思いますが、そういう時こそ周りへの発信が大事で「どうやったら次に進むと思っているのか？」「止まっている状況」を発信していくことが大事ですね。

（「くどいほど共有」が大事なタイミング・・）

 

ありがたいことにこんなことでも助けてくれる仲間がいる、そういう根底の信頼感は半端なくあるので、自分が変なプライドの持ち方になっているのか、逆に甘えすぎていないのかをしっかり見極めて発信していきたいものです。

 

これは書いて字のごとくですw笑。特に自分自身は上記に書いたような「スタイルや思考」の変化と「事業特性」としての2つでのスピードが大事だと感じています。

 

「自分の思考やスタイル・癖」みたいなものは、理解できたとてなかなか変えづらいですし、今思えば自分自身も割と「大きな変化」からチャレンジしていたような気がします。ただ秒単位でできる小さな変化や出来るハードルが低いことからの変化が大事で、これは組織作りについても勉強する中で「まさに・・・」だと感じています。

また、Wevoxのような新規事業については、何が答えか全くわからないし、誰も知り得ないので、本当に秒単位での工夫が大事。

例えばセールス文脈でいうと、日頃の改善はうまくいっても数％の世界でそういったチリツモ改善は何が正しいかわからないので1つずつ検証していくしかないです。

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