しんどくないなら仕事じゃない

こんにちは、デザイナーの蔵元です。

突然ですが、みなさんは今の仕事がどのくらいしんどいですか?
私は今期チームの目標を達成するためにも、自分自身がデザイナーとしてレベルを上げるためにも、今のチームメンバーの状況から自分がどういう風に動くのがチームとしてのパフォーマンスが最大化されるのか、この課題を解決するための「いい問い」とは何なのか、どの考えを採用して何を切り捨てるべきか、抱えているタスクをいつもよりもクオリティ高く、いつもよりも速く終わらせるにはどうしたらいいかなどなど、、、目標を達成するために色々自分なりに模索しながら日々しんどさを絶賛味わっています。

筋肉痛感じてますか?

私は年齢と体力を反比例させたくないので毎日どこかしらをトレーニングしています。(踵上げを最低100回とか)
これが私的にはなかなかハードで、「もうキツすぎるから今日は80回にしよっかな…」とかやっている途中は思うのですが、100回しっかりやって、ずしっとくる筋肉痛がとても心地よいんですよね。これは多分、筋肉痛が来ることで達成感を味わえているからだと思います。

実際に、筋肉を成長させるためには筋肉痛は必須で、筋肉痛がこないトレーニングは筋肉が育ってくれません。
筋肉という単語が連発させてしまいましたが、私はこれは仕事も全く同じだと思っています。
要するに、日々仕事できついとか辛いとか自分を追い込めていない状態を過ごしていると思うなら、それは単に成長できていないんだと思います。

しんどくなかったらチームメンバーにいってみよう

しんどさを追い求めすぎて自分が潰れるのは元も子もないですが、しんどくしなさすぎるのもそれとおなじくらい大きな問題だと思います。
あくまで個人の考えなので、しんどくしないという意思決定をするのも人それぞれだと思いますが、少なくとも、理想を実現にしたい、今よりもっと技術力を上げたいとか成長意欲がある人はそれなりの向上心があるのかなと私は思っています。
なので、もし仕事で自分のレベルを上げたい!けど今の仕事しんどいと思えていない、みたいなことがあればチームメンバーとか信頼する人に相談してみるのが個人的な解決方法だと思っています。

信頼関係を作るのも一つの仕事

ちなみに、私は信頼する/されるのって結構大変だなと思います。
というのも、人間は不思議なもので、全く信頼していない人から自分の意見と異なる意見を言われると「むっ!」っとしてしまいます。そりゃそうだ。という話ではなく、自分が自分の意見に何かを言われた時は「フィードバックありがとう!」と伝えて素直に受け入れる努力を怠るとチームとして掲げた目標に近づけることが困難になってしまいます。一方、自分が相手にフィードバックする際は、相手の度量に甘えるのではなく、「むっ!」とされないような関係性を作っておくことも一つの仕事だと思います。

例えば、自分のマブダチを想像してください。私の場合は、ありちゃんというソウルメイトのようなマブダチがいるのですが、ありちゃんとはこれまで言い合いもしたし社会人になって1年くらい連絡を取らなかったこともありますが、何でも言える仲です。チームメンバーとか会社の同僚とそうなれというわけとはおもっていませんが、少なくとも、一定は自分の意見を相手が受け入れてくれるくらいには信頼関係を作るのも仕事だと私は思います。
ただ、受け入れる側のマインドは、仮に信頼していない人であっても意見は切り離して一度受け入れた上で検討すべきだと思います。信頼していないから意見として取り入れないという意思決定は終わりの始まりなのかなと思います。

最後に

途中話が脱線した部分もありましたが、仕事をする時に、及第点のパフォーマンスで仕事をしようとせず、「本当にそれは自分にとって2段階くらいレベルの高い意思決定をしているのか?」と言ったしんどさを感じることのできる状態が明日の自分が今日の自分より一歩上のステージに登れる糧になるんだと思います。

私自身日々仕事をしているなかで、毎日あの時こうしていればもっと効率よかったなみたいな反省することもあれば、クリエイティブ作成でいまいちピンと来るものがないことが続くこともあるみたいな、いろんなキツイことがあるし、その時はシュンと5秒くらい凹むこともたくさんありますが、これがきっと筋肉痛で明日はもっと速くいいものを生み出せる自分になれるはずだし、その実感は感じているし、そうすることでチーム全体の最高点のレベルも上がっていくと思うので、これからもせっせとがんばろうと改めて思いました。