愚直にいこう

こんにちは、橋川です。

突然ですが、「ナタリー」ってサイトご存知ですか?
http://natalie.mu/
今やポップカルチャーのサイトとしては押しも押されぬ有名サイトですが、最近そこの社長がナタリーの立ち上げから今までを書いた本を出版されました。

この本を読んで、やっぱWebってどこも思ってるほど華やかなもんじゃないっすよねと。泥臭くやってますよねと共感した次第であります。

特にこの本で紹介されてた例では、
「給料日が近づくと『今月余裕が無い人!』と言って社員に手を挙げさせ、余裕のない順に優先的に給料を払っていく」
「ナタリーのオープニングパーティーの席で挨拶を求められた自分は、『パーティーに来てくれてありがとう!我が社はあと二ヶ月で資金が完全に尽きます』と前代未聞のスピーチをした。」

など初期のお金が回るまでのエピソードから、

「劇的に状況を変えるような魔法もなく、ドラマチックな展開もなく、ビジネスモデルさえもなかった。ただあったのは音楽、マンガ、お笑いといったポップカルチャーへの愛情と感謝だけ。ナタリーが首尾一貫やってきたのは、ひたすら毎日コツコツと記事を書き上げるということだけだ。そして殺伐としがちなネットの世界であっても、真面目にコツコツやっていれば、批判されたり叩かれたりすることはあまりない。」

まで色々。(ビジネスモデルがないのはちょっとあれですが、、)

自分が担当しているGreenもその点全く同じだなぁっと。
数字をあげるに魔法とか裏ワザとか基本なくて、日々地道に一つ一つの施策や更新作業を丁寧にやっていくしかなくて、それぞれの掛け算で少しずつ大きくなって今のGreenがあってというが基本だよなぁっと。

地道な作業に不満は全然ないのですがw(むしろ少しでも数字があがるだけで小躍りします)なんかちょっとこの本で勇気をもらった次第です。