みなさまこんにちは!
アトラエに中途入社して5年目になる南です。
今回は持続可能は働き方の一例「子連れ出社」についての後半になります。(前編はこちら☆)
前編では、主にわたしの日常についてご紹介させていただきましたが、今回は子供を連れて出社するって、実際どうなのどうなの?仕事できるの?というところを書こうと思います。
結論から先に言いましょう。
ズバリ、できてません!でも私はとても幸せだと思う。そういうお話。
詳細については、
①9:00~18:00までの間で「8時間」とか無理ゲー。
②子育てと仕事の両立?なにそれ美味しいの?
③今、今日、今月。そんな超短期的な視点で生きると死ぬ。
の三部作でお伝えいたします。では始めましょう。
①9:00~18:00までの間で「8時間」とか無理ゲー。
さて、私の勤務時間についてのお話です。アトラエでは守るべき最低限のルールはありますが、基本的に貢献スタイル(働き方)は各人の裁量で自由に決めることが可能です。
前編に1日のスケジュールを書きましたが私は、基本的に7時頃から仕事しています。
※アトラエでは朝が苦手なメンバーもいますので、その人たちは10時頃から業務開始しているようです。その分夜は私より遅くまでやっています。ここは本当に個人とチーム、業務内容によって様々です。
ただし、わたしは7時から「ずっと」やっている訳ではありません。
私の娘は生後9ヶ月。最強にフリーダムな時期です。すぐに気が散るし、10分も集中してたら、それはもう奇跡です。
つまり、私の手も5分、いや3分、なんならもっと細切れで止まり、幾度となくon/off繰り返すわけです。
「12時になったからお昼の時間よね。お母様、離乳食くださる?」
「お母様?そろそろウンチしようかなと思うんだけどいいかしら?」とかね。ないない。
こちらと二人三脚で協力して生きているぞ!という姿勢を少しでも見せてくれればいいのですが、そうはいきません。彼女は自由です。欲望のままに生きている。
そんな子供と共にいるのですから
「え?もうお昼?」「あれ?今日何もしてない・・・(遠い目)」とかザラ。
なので9-18時で「きっちり8時間働いてね」なんて言われると、正直苦しい。
だって3分仕事してもその次の瞬間には、10分かけて寝かしつけてたりします。10分のロスタイム。
まぁね、愛煙家のみなさまの喫煙タイムだとか、頭の整理をするためにお散歩する人とか、色々いらっしゃると思うので(アトラエにもしょっちゅうアイス食べてるメンバーもいますので)、育児に向き合う時間だけに負い目を感じる必要はないと思いますが、それでもやっぱり「あーもうっ!」とはなります。
その「あーもうっ!」の時間も含めて私のビジネスタイムは刻々と過ぎていきます。
なので私は、早朝や帰宅後の時間も使い(無理のない範囲で色々やって)、そのトータルでやっと8時間かな、って感じです。
「できること」を「できる時」にやっているのがわたしの現状でございます。
「成果」や「時間」だけではなく「貢献」で評価されるからこそアトラエで仕事が続けられています。
(どうかみなさま「時間」だけで「労働」を「管理」する仕組みを変えていきましょう)
▼働く時間について、こちらの記事ももしよかったらどうぞ
日本初の8時間労働導入から100年のいま考える「そもそも時間管理って必要?(やつづかえりさん著)
②子育てと仕事の両立?なにそれ美味しいの?
それでは、次。「両立」についてです。検索してみると「二つの物事が同時に支障なく成り立つこと」だそう。
「同時」に「支障なく」・・・。うーん。
「子育てと仕事の両立」つまり「子連れ出社でハイパフォーマンス!親子揃ってハッピーハッピー♪」
そんなの無理!です。わたしは声を大にしてお伝えしたい。
実際に、どう無理なのか。詳細について続けます。
アトラエが企画開発運営しているエンゲージメントサーベイ「wevox(ウィボックス)」
もちろん私たちも実施していますので、私個人の結果を見てみましょう。
\どーん!/
\達成感(オレンジの線)、爆下がり!/
ちょっと面白いくらいに下がり傾向です。嘘偽り一切なく答えたらこうなりました。
wevoxの正確さを表す良いアピールになりましたね!(違うか)
先ほども書きましたが、最近では数分おきに手を止められますし、なんならテーブルの上で数秒立っちゃったりもします。
彼女がテーブルから落ちちゃうんじゃないかって、もードキドキハラハラしてます。心臓にね、悪いですね。
だから私は何度でも言います。両立?ナニソレ。仕事に集中なんて、できてません。
はい。
では次。どんどんいこう。
③今、今日、今月。そんな超短期的な視点で生きると死ぬ。
これまでの流れを読んだだけで想像に難くないかとは思いますが・・
短期的な視点で言えば、子連れ出社による私個人のパフォーマンスは低下傾向にあります。(※チームの協力によりきちんと補完されておりますのでご安心を)
では、それがわかっていて、なぜ私は子連れ出社を続けているのか。
それは第一に「働いていたい」という意欲があるからです。
なにやらちょっと格好いいこと言ってますが、本音はこうです。
/
生後間もない我が子を預けてまでバリバリ働くことも気がひけるし、なんなら子供ともっと一緒にいたい。かと言って専業主婦になり自分一人で毎日子供と向き合っていけるほどの忍耐力はない。さてどうしたものか。
\
・・ということで、その解決策として見出したのが子連れで働く今のスタイル。(1才頃までの期間限定)
世の中では、女性の社会進出が進み、高学歴で素敵なスキルをお持ちの女性も多いですよね。しかし産後、それまでのキャリアを手放さざるを得ない方がまだまだ存在していますし、一度職場を離れると今度は社会復帰への難易度がグッと上がるそうではありませんか。
え”ーーーーーーー。
どうすりゃええねん、ですよね。
高学歴でも素敵スキル保持者でもない私はどうすれば良いのですか!!誰か!!答えて!!!!
・・・と、冗談はこのへんにして。
私たち女性は、「働くか子育てか」その二者択一なのでしょうか。そんな簡単にどちらも捨てられないですよね。
そこで、私は「どちらもやりたい!」という意欲(いや、どちらも捨てきれないわがままとでも言いましょうか)を社長やチームメンバーに相談した結果、ありがたいことに、こうして子供と一緒に仕事ができています。
今、今日、今月。そんな超短期的な視点で生きると死ぬ。というこの段落のまとめですが、「今、この瞬間」という超短期で見ると、私個人のパフォーマンスが低いのは明らかです。しかし、長期的な視点、かつアトラエというチーム全体で考えると「損して得取れ」で結局は得だと思っています。
その理由は、意欲的なメンバーが長期的に働き続けることで得られるモノの方が大きいと信じているから。
「アトラエで頑張りたい!」「アトラエというチームに貢献したい!」と心から思ってくれているメンバーが、子育てだけを理由に、どんどん抜けていくのはもったいないですよね・・。
アトラエは「意欲ある人たちが無駄なストレスなくいきいきと働き続けられる」会社。
男性でも女性でもそのどちらでもなくとも、子供がいてもいなくても、全員が”無駄な”ストレスなく働ける環境作りにこだわり続けています。
今日は私の子連れ出社に関するお話しでしたが、
結論としては、長〜い目で見て、自分ができる貢献をできるときに精一杯続けていきましょうねということです。
人生100年時代だなんて言われていますし、持続可能なカタチが一番だと思うのです。
※最後に、アトラエでは社長の給与にwevoxスコアが反映される仕組みでして。もし社長の給与が著しく下がったら、その原因の一つはきっと私でしょう。社長、申し訳ございません・・!でも社長!これからも一緒に頑張りましょうね!ww
▼INOUZ Times:「ステークホルダーの幸せが 経営者としての成功ですよね」より引用
最近のコメント