みなさまこんにちは。アトラエ広報 南です。今日は、最近ちょっぴりご無沙汰しておりました転職インタビュー企画!
2020年01月入社の篠隈 仁志にインタビューしてみました。
プロフィール
1991年 福岡県生まれ。九州工業大学出身。新卒でパイオニア株式会社に入社し5年弱の期間を過ごしたのちにアトラエへ転職。
現在は「wevox(ウィボックス)」チームでインフラエンジニアとして貢献中。プロレスやスポーツ観戦が趣味。
そんな彼のブログ第一弾はこちら!
なぜアトラエを選んだのか
ーアトラエに転職してきた方にいつも聞いているのですが、篠隈さんはなぜアトラエを選んだんですか?
自分がやろうとしていたことがすでにあったからですかね。
僕の前職は、パイオニアという会社だったんですが、そこをやめると決めた際、自分がやりたいと思えることに正面から挑戦できる環境にいきたいと思っていました。
その実現方法が転職か、もしくは起業もあり得ると思っていました。でも、改めて考えてみたら僕は0から会社を立ち上げて社長になることには全くこだわりがなかったんです。
そんな時に、アトラエと出会い「自分はここで働くだろうな」と感じましたね。なぜならアトラエのHPに、僕がやりたいことと全く同じことが書いてあったから。まさに「これだ!」って感じでした。
理想の会社を見つけてしまったのですから、もう僕には転職活動も起業準備も必要ありませんでした。
ー「理想の会社」であるアトラエとの出会いはどんな感じだったんでしょう?
僕、実はアトラエという会社を全く知らなかったんです。
僕の転職のきっかけは、前職で、エンジニア領域にプラスして採用や人材開発に絡む活動にも取り組んでおり、そっちの分野への興味関心が強くなったことだったんですけど。
で、人類の心を救うというか、「人が幸せになる」そんな事業を行なっている会社に転職しようと思って転職メディアのGreenをみていました。これがアトラエのサービスだということもその当時の僕は知りませんでしたけど(苦笑)
当時のGreenに、僕が行きたいと思っていた会社の求人が出ていたので、Green上で選考を進めてもらっていたのですが、その時にアトラエからメッセージが来たのがきっかけでした。これまでは人事の方からメッセージをいただくことが多かったんですが、その時はエンジニアの方からのメッセージでした。それだけでもかなり珍しいなーと思っていたんですが、その内容がこれまた印象的で。
エンジニアとしての経歴やスキルよりも、僕が取り組んできた採用や人材開発の話に興味を持ってくれたみたいでした。「エンジニアなのにそこに食いつく?!」って驚きがあって、面白い会社だなーと思ったのが最初です。
そこからアトラエに興味を持って、Greenにある企業詳細や会社のHPも全部見にいきました。そこに書いてある内容が、自分の理想とぴったり重なっていたので、「あー僕はここで働くだろうな」と思って面談を受けたって感じですかね。
面談では、僕にメッセージをくれたエンジニアの方とCTOの岡さん、そして社長と会いました。
- 何度も言うんですけど、僕は、アトラエの掲げるビジョンや経営理念にすごく共感してたんです。僕の言う共感とは、単なる共感ではなくて会社のHPにこういう言葉を書くということはその裏にはこんな想いがあるだろうな
- これを言い続けるということは、これが課題だろうな
ってことまでわかっていた状態、という感じでしょうかアトラエに対しては「いいね」とか「格好いいね」っていう上部の感想だけで終わってなかったんです。
なので、社長と話した時もあまり違和感なく、最後まで「自分はこの会社で働くんだ」と信じていましたし、現に今こうして入社し、組織と事業の両輪を直実に前に進めているところです。
人生観のベースは学習塾の生徒との出会い
ーではそんな篠隈さんのアトラエ入社前についても教えてください。
僕は大学時代、塾講師のアルバイトをしていました。就職活動をないがしろにするくらい本気で取り組んでいたのですが、その時の出来事が僕の人生観のベースにあると思っています。
その当時、生徒の中に絶対志望校に受からない(どう頑張っても偏差値が足りない)と言われる子がいたんですけど、その子が、僕との出会いをきっかけにみるみる成績を上げていったんです。ギリギリの点数で、残念ながら志望校には落ちてしまったのですが、受験に落ちたその日からも変わらず自習室へやってきて毎日勉強していました。
そんな姿を見て、僕はこれから先も「人の人生を良い方向に導きていきたい」と感じました。今でも僕はそういう人間でありたいと思っています。
その後、大学で知り得たIT技術を活かし「人の人生を良い方向に導く」にはどうすれば良いかを考えた結果、大手メーカーであるパイオニアに就職しました。僕一人では、「人の人生を良い方向に導く」ための具体案が何もなかったので、ハードウェアもあり可能性や選択肢を広げられるだろうという意味で選んだ就職先でしたが、とても良い経験をさせてもらったと思っています。
ーパイオニアではどんなことをやっていたのですか?
僕は、カーエレクトロニクス事業の中のいわゆるインターネット部門にいました。サーバーを作りながら機能を生み出すことが基本のお仕事です。
世の中に出たものでいうとカーナビの「スーパールート探索」というものがあります。これは非常に賢いルートがひける機能です。従来のカーナビは、通信をせず端末内だけでルートをひくのが一般的で、使えるデータが限られていました。しかし「スーパールート探索」機能搭載のカーナビはサーバーと通信できるようになったことで情報量が一気に増え、よりリッチな検索が可能になりました。
ーそんなパイオニアに在籍していた期間での一番の学びはどんなことでしょうか
あの当時、ディープラーニングという言葉は、一般の方々には全く馴染みがなく研究者のためだけのものという認識が強かったのですが、パイオニアでは全く違いました。
「世界初を生み出す会社」という想いがしっかり浸透しており、先進的な技術、尖ったものはどんどん使っていこうという気概があり、新たな技術が出ればすぐに触れられる環境でした。
そういった企業DNAが、今の僕の中にも確実に流れていると思います。最新技術に関しては常にアンテナを張っていますし、アトラエの事業に取り入れられるものは最大限取り入れていこうと思っています。
「事業」と「技術」どちらをのばしたいのか
ーアトラエに入社してどうですか?違和感はありませんか?
違和感やギャップは一切ありません。入社する前からアトラエという組織に対する理解が人一倍深かったからでしょうか。
ただ、一つだけアトラエの課題をあげるなら、理想の組織(チーム)で「何を成し遂げるのか」が明確ではないということでしょうか。僕は、入社前からここに注力することを決めていましたね。
単なる「良い組織」だけでは世界中を魅了するレベルまでには到達できないと考えています。必ず「良い事業」も必要になるでしょう。
なので、僕は「世界に響く事業」を育てることに貢献したいと思っています。
アトラエにいる一人一人はとても素晴らしいし、組織力が評価されていることは十分知っています。だからこそ、その先に進むためのもう1パーツ(事業)を創り出すために僕はここにいます。
ー「世界に響く事業」を育てるためにどんなエンジニアでありたいですか?
アトラエのエンジニア達は「事業」にフルコミットしていますよね。僕もそうありたいと思っています。パイオニアを含め一般的な会社には「技術」を伸ばすための部署があります。あらゆる技術を日々試していて、使える部分だけを使うというスタイルですね。
「事業を伸ばすエンジニア」と「技術を伸ばすエンジニア」これは全くの別物です。
アトラエでは、エンジニアでもデザイナーでも営業でも全員が事業を伸ばすことにコミットしています。会社のステージに合わせて今後変わっていくとは思いますが、少なくとも現時点のアトラエには事業を伸ばすエンジニアのほうが相性がいいと思います。技術を伸ばすエンジニアでありたい人には向いていない組織かも知れません。
技術を使って誰と何を成し遂げるのか、そこに興味があるエンジニアには良い環境だと思います。
ー「wevox」チームにジョインした中で思い出深いことがあれば教えてください
森山さん(wevoxプロジェクトリーダー)とのコミュニケーションですかね。
入社してすぐに、三井住友銀行様の全行導入が控えていたことを知りました。その人数規模はかなり大きく、サービスがその負荷に耐えられない可能性があることが分かったのです。そこで自分の持っている知識と技術でシステムの根幹を大きく変更することを提案しました。
森山さんはこの分野が専門ではないはずですが、僕の提案をすぐに理解してくれました。その理解力の高さはもちろん、その全ての工程を任せてくれる信頼の大きさには驚きました。
今思えば、これがアトラエの組織の強さかも知れませんね。
入社年次や経験に関係なくチャンスは皆平等にある、誰がいうかではなく何をいうか、そういった点を重要視している組織ではないでしょうか。
話を戻すと、サービスの根幹のシステムを変えていくということは、wevoxに関する膨大な情報を全て理解していなくてはなりません。これは、ネット上にあるあらゆるドキュメントを手当たり次第に読めばわかるというものではなく、実際にwevoxというサービスを触りながら中身をキャッチアップする必要がありました。
ー何だか気の遠くなるお話ですね。その取り組みは結局どうなったんですか?
もちろん成功させましたよ。三井住友銀行様の利用開始よりも前にテストを終え、ホッと一安心したことを覚えています。
この取り組みは、アトラエがオープンな組織だからできたことでもありますし、エンジニア全員がチームの成果にコミットしていることも重要な要素だったと思います。
森山さんはじめエンジニア全員が、どんなに忙しくてもきちんと相談に乗ってくれ、必要な情報をまとめて渡してくれました。
そこには足の引っ張り合いも、成果の取り合いも一切ありません。誰もがチームへの貢献を意識して活動していました。ここはとても心地の良いポイントです。
ーその鍵はリーダーの存在が大きいのでしょうか
そうですね、もちろん誰か一人だけの力ではないですが、森山さんは非常に人間力が優れている人だと思いますよ。何だかこそばゆいので、一点だけお伝えすると熱意が行動で伝わる人、ですかね。
チームメンバーのこともよく見てくれていますし、常に全体のことを考えている人だと思います。そして、考えているだけでなく、言葉だけでもなく、しっかり行動で示すことができる。
よくないと思えば、すぐにやめる勇気がありますし、ちょっと心配なメンバーがいればすぐに声をかけますし、面白いと思えばすぐにはじめてしまう、とにかく行動力が半端ない人(笑)
「その先にあるもの」それを意識し続けたい
ーでは最後に、この先どんなことに挑戦したいですか
やっぱり「この先に何があるのか」それを探し続けたいですし、そこを創造できる人間でありたいですね。
このアトラエという素晴らしい組織が、この先何を成し遂げるのか、これは僕の中では非常に重要です。組織と並行して事業的な軸をしっかり構築すること、そして組織と事業の両面でアトラエを成長させていきたいです。
wevoxについても、エンゲージメントを高めたその先を意識しています。今のwevoxは、ビジネス領域で仕事に関するエンゲージメントを高めるという認識が強いと思いますが、それだけではまだまだ足りません。
我々は人生のエンゲージメントを高めることに寄与する必要があります。
人々の人生を豊かにするためには、仕事だけにフォーカスしていても片手落ちになってしまいます。私たちの人生は仕事が占める割合も大きいですが、それ以外も含め全てが充実していないと豊かとは言えませんからね。
事業の軸でもそれを考慮の上で、どうすればHRテックの領域からPeopleテック(テクノロジーによって人の可能性を拡げる事業)へ飛躍できるのか考えいきたいと思っています。
もちろん僕一人ではなく、チーム全員、アトラエ全員で、です。
最後まで読んでくださりありがとうございます!
少しでもアトラエに興味を持ってくださった方はこちらへ!!
〜アトラエは22卒の新卒採用も積極的におこなっています〜
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