想いを思い出す

Wevoxのエンジニアの土屋翼です。新卒でアトラエに入社して、3年目になります。

今回は、想いを思い出す という表題で書きます。

前回書いたブログでは、走り続けるために という表題で、
常にエネルギッシュで成果を出し続ける人について、ある種うがった目線で観察をし、
それを自分なりに整理した結果について書きました。

走り続けるために 

走り続けるにしても、気合いと根性だけで走り続けられるほど甘くはないということを入社2年で痛いほど感じたこともあり、
そんな中でどう自分をハックするか?という切り口で書いた形です。

ですが、それでもやっぱり、
自分をハックする元となる、内から湧き出る想いや熱量が1番大事だと思っているので、今回はその辺りについて思うことを書いてみます。
※ 元々が、そういう暑苦しめの人材なこともありw

目一杯力を入れなくても、こなせるようになってしまう

ここからは、まさに自分にも起きていたことです。
前提として、アトラエに入って一生懸命働かない人はいないだろうし、普通に努力をしていれば、
自分が担当している業務については、普通にこなせるようになります。

エンジニアであれば、小さな機能開発やバグ改修など、
ビジネスサイドであれば、商談やクライアント応対でしょうか。

そうすると、
最初は、20の力を使っても5のバリューしか出せず、(=頑張っても、こなせない)
慣れてくると、10の力を使って10のバリューを出せるようになり、(=頑張ったら、こなせる)
更に慣れると、5の力だけで10のバリューを出せるようになります。(=頑張らなくても、こなせる)

要は、通常業務を執行するだけだったら、最初よりもかなり楽にこなせるようになるわけです。

あれ、楽にこなせるようになるためにアトラエに入ったんだっけ?

ここで、表題に立ち返ります。
あれ、業務を力を入れずにこなせるようになるために、アトラエに入ったんだっけ?
元々、どんな想いを持って、何を志して、アトラエに入ったんだっけ?と。

入社理由は人により様々だと思いますが、
アトラエという会社に入るということは、

・イキイキと働きがいを持って働きたい
・事業や組織を通して、世界中の人々を魅了したい・困っている人を助けたい
・ベンチャー企業で、何かでかいことを成し遂げたい

などに近い入社理由があるのではないでしょうか。

アトラエは、
僕が入社した2019年には既に東証1部上場企業で、
色々な角度から、良い会社と言ってもらえることも多く、
麻布十番にオフィスを構え、
1年目から港区に住んでも何不自由ない生活を送ることができ、
地元や親戚の元に帰れば、イケてるIT企業とチヤホヤされることもあるでしょう。

ただ、そんな「良い会社の1社員」になるためにアトラエに入ったのでしょうか。

客観的に見ると良い会社・待遇に恵まれ、
手元の業務も力を入れずにこなせるようになり、一定承認もされるようになり、
何か、入社前や学生時代に元々持っていた想いを忘れていないだろうか。

人間なので、気が抜けてしまう時はあるという前提で、
当時の想いを思い出すための工夫はしているだろうか。

非常に幸運なことに、
僕はいま、楽にはこなせないミッションを頂き、
とてもじゃないですが、余裕を持てる状態にはありませんw
(それで成果を出せているかどうかは、また別の話ですが…w)

ただ、そういった自分をドライブさせるような外部要因があるのは、本当に幸運なだけで、
チームや事業の状況、その他様々な要因の中で、わかりやすい機会・ミッションがないタイミングもあると思います。

そんな時に、自分で自分の想いを思い出し、自分をドライブさせるような工夫のストックをいくつ持っているでしょうか。

・知人やYentaで出会える人の中で、イキイキと働いている人と話して刺激を貰う
・社内で自分より先を走っている人に壁打ちをする
・あえてキャパオーバーな機会に手を挙げて、自分に余裕を無くしてみる
・自分が携わっている事業のエンドユーザーの話を聞き、自分の仕事がどんな価値に繋がっているか?を感じてみる
・特定の書籍/記事/動画など、自分を発奮させるコンテンツを定期的に見る etc…

やり方はいくらでもあると思います。

徹底的に、自分は弱いという性弱説に基づき自分をハックする共に、
元から持っていた自分の想いを定期的に思い出し、
日々折れては復活する、を繰り返すことができているでしょうか。

——
少し短めですが、
今回は、想いを忘れたタイミングの自分宛という意味でも、思うことを書いてみました。
いま、似た状況にある方にとって、何か1つでも気づきになれば嬉しいです。

まずは僕自身が、自分の想いを定期的に思い出すことで、
もっと速く、もっと長く、走り続けられるように、
試行錯誤を続けていきたいです。