デザイナー転向のきっかけになった出来事のはなし

こんにちは、Yentaチームの蔵元です。
今回のブログの内容ですが、私は今年4月からデザイナーへ転向したので、そのきっかけの一つとなった出来事についてと、それを経て感じたことについて書こうと思います!

デザイナー転向のきっかけ

デザイナー転向となったきっかけは、3つありました。
1つ目は、Yenta特性診断という機能に用いられているクリエイティブの作成に関わることになったこと。
2つ目は、チーム内にデザイナーが足りなかったこと。
3つ目は、単純に私自身がデザインに興味を持っていたこと。

今回は、1つ目の「Yenta特性診断という機能に用いられているクリエイティブの作成に関わることになったこと。」というきっかけについてはなします。
*ちなみに、Yenta特性診断とは、MBTI、ソシオニクス、BigFive といった社会心理学に基づいた科学メソッドを元にして、自己理解を深めたり、ユーザ間での相性を確認したりするサービスです。(ここから診断できます!)そもそも、Yenta特性診断のクリエイティブに関わることとなった理由は、単純に私がクリエイティブの企画に関わりたいと手を上げたからです(たしかそうだったはず…。)

初めはクリエイティブ全体の方向性や、各タイプを構成する要素だったりを固めていくところに関わっていく予定でしたが、目標完成日に対して人手が足りないのもあって、私がやらなきゃ誰がこれを完成させるんだ!とおもい、クリエイティブ作成メンバーになりました。

いざクリエイティブ作成へ

Yentaの特性診断のクリエイティブでは、「ポリゴン」という技法を用いて作成しようとなりましたが、社内のデザイナーでもポリゴンを描いたことのある人はいませんでした。私ももちろんポリゴンで絵を描いたことはありませんでした。要は、勢いよくやります!と手を上げただけの状態でした。

ちなみに、ポリゴンとは、「立体的な物体の曲面を表現する際に用いられる多角形のこと(注:「コトバンク」参照)」です。この技法を使って作成しているものが、下記のような画像ものです。この画像の場合、全て三角で作られています。

勢いよく手を上げたはいいものの、実際にポリゴンでクリエイティブを作成してみると全然思うようにいきませんでした。
難しそうだなあとは思っていたのですが、私の想像をはるかに超える難しさでした。

初め2週間くらい?はうまくいかなかったり、ちょっとずつ描けるようになってはいるけどレベルをもっと上げなきゃいけない且つこのペースじゃ目標完成日に完成させられないとなったりして、他の手法を考えてみるか?という話があったりしましたが、いろんな手法の描かれ方を模索しても、Yentaのブランド的にもマッチしているものはポリゴンという結論に毎回なったことと私自身もいろんな手法を考えた結果ポリゴンがいいと思っていたのとベストがわかっているのに妥協するのは違う気がしたので、レベル絶対あげるからポリゴンにしましょうとお願いしました。

山あり谷あり

お願いを承諾してもらった以上、もう私にはプロが描くものと遜色ないくらいのレベルのものを生み出すしか道がなかったので、とりあえずポリゴンのことを誰よりも考えて作品を見まくって描いてみて、、、をひたすら繰り返しました。元々、絵を描いたりするのは好きでしたが、このポリゴンを描いていた時は好きだけどできない苦しさが付き纏ってたなと思います。

繰り返してるうちに、どこにどういったおおきさの三角をおいてどのくらいの濃さの色にすればいいかが感覚的にわかってきたのであとは全てのタイプのクリエイティブをいかに集中して期限内に完成させることだけ考えて手を動かしてました。下のbefore,afterがポリゴン成長歴です笑
beforeのものは今見ると泥みたいだなと思いますが、Afterをみるとすごい成長したなと思います。

初めに描いてた炎のポリゴン(before)

トライ&エラーをたくさん繰り返した後の炎のポリゴン(After)

ポリゴン作成で感じたこと

私がこのポリゴン技法を用いて感じたことは、
①自分の可能性を信じる勇気をもつ大切さ
②努力は運の幅を広げる

①は、今回自分がやったことのない、できるかもわからないものに対して、今の自分が認識している、自分の技術力の物差しの長さをトライしてみることでもっと長くなることを実感することができたので、今の自分にできるかよりも背伸びした自分から取り組むことも大切だなと実感しました。

②は、このポリゴンでのクリエイティブ作成が私のデザイナー転身の大きなきっかけの一つで、他のもチームにデザイナーが足りないというたまたま自分のやりたいことの機会が運良く転がってたという気もしますが、自分のやりたいに対しての努力がデザイナー転身という機会の運の幅を広げたような気もしています。なので、まだまだデザイナーとして吸収しなくちゃいけないことが山ほどありますが、インプットとアウトプットを繰り返して、量を質に変えつつ、自分ができる幅を広げて、ゆくゆくは人のパフォーマンスが上がるようなデザイナーになりたいなあっと思っております。