損得勘定の話

こんばんわ、遠矢です。
今日は損得勘定の話をしたいと思います。

先日、知人と飲んだ際に仕事の話をする機会がありました。
仕事の話といっても給料が安い、上司と飲みに行くことが多く時間を有効に使えていないなど、ほぼ愚痴でしたが…

Yes, life is wonderful, if you’re not afraid of it.
All it needs is courage,imagination, and a little dough.

と言うのはチャップリンの言葉ですが、知人を含め、お金を筆頭に自分の損得が全てだと思っている方がまだまだ多いように感じます。
人付き合いすら損得勘定で判断してしまっていて…そういう考え方を個人的にはすごくもったいないと思います。

じゃあ、何でそんな風に考えちゃうのか…
その要因の一つとして「損失効果」というものがあります。

これは心理学の考え方で「人間は損と得だと損の方が大きく感じる」と言うものです。

例えば、一万円を拾った喜びと落としたダメージを比較した場合、感じ方としては落とした場合の方が心理的により大きな「効果」を与えます。

一万円ならまだ可愛いものです。
仕事や人間関係まで損得勘定で考えてしまうと、周りの人間に与える印象も変わってしまい想定以上の損を被る可能性すらあります。

「上司と飲みに行くことが多く時間を有効に使えていない」などと言われると、僕との飲みもそういう風に考えているのかなと感じてしまい、少し悲しくなったりw
人間関係にゆがみが生じてしまうことすらありえるでしょう。

知人の企業は、ギスギスして居心地が良くないそうです。
その原因の一つに損得勘定があるのかもしれません(多分似たような人がおおいでしょうし)。

ビジネスにおいて損得勘定が出来る事は非常に大切だと思います。
ただ、それが行き過ぎると凄く生きづらそうに見えるので考えものだなー、と感じました。

思った事をつらつらと書いたのでまとまりがなくなってしまいましたが、こう言う話を知っていても「損」はないと思います。

おわり