『仕事を作る人』と『仕事をこなす人』

こんにちは。本日は最近『インベスターZ』にハマっている6年目の森山が担当します。

皆さん、『インベスターZ』読んでますか?w 僕はふとしたきっかけで、読み始めたのですが、これがめちゃくちゃおもしろい。(キングダム以来の衝撃!)

何が面白いかといいますと、

  1. お金のことを学べる(投資の話なので)
  2. ビジネスの歴史や、著名人の名言を知れる
  3. すごく合理的w (気合いみたいなシーンがほぼ出てこない)

例えば、『夢のマイホーム』をキャッチコピーとして作り、住宅ローンという仕組みを構築したのは、阪急東宝グループの創業者の小林一三さんだということを漫画のストーリーの中で学べます。素晴らしい!!!
(ちなみにGreenチームでは同じ作者のエンジェルバンクという漫画が流行っているらしいですw)気が向いたらぜひインベスターZ読んでみてください!

という話は置いておいて、、、

今日はタイトルにも書いてますが、『仕事を作る人』と『仕事をこなす人』について書きたいなと思います。

さて、一体この2つのパターンの人の決定的な違いは何でしょうか?
皆さんは『仕事を作る人』『仕事をこなす人』どちらでしょうか?

仕事とは、辞典によると

何かを作り出す、または、成し遂げるための行動。

という定義になります。つまり『仕事を作る人』は成果を成し遂げるために、何をするべきなのかを考え、自ら行動ができる人。という事ですね。
一方で『仕事をこなす人』は、成果を成し遂げるために、必要な事をただ実行する人。というイメージです。

こう書くと『いやいや、俺だって/私だって成果を成し遂げる為に日々行動しているよ!』と聞こえてきそうですね。笑

では、自分たちが作り出しているのは『仕事』か『作業』かどちらでしょうか?
ここでいう作業とは、

予め定められた動作をこなす事

だと定義します。

皆さんの周りにも居ると思いますが、『〇〇さんがいれば成果が出る』という同僚や仲間はまさに『仕事を作り出す人』ですね。
逆に少し難易度があると全く上手く成果がでないチームは、『仕事をこなす集団』になっている可能性が高い。

それでは簡単なアンケートであなたの状態をチェックしてみましょう!

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森山流、君は仕事を作る人? or こなす人?アンケート

1. 自分がやっている仕事の目的や意味を答えることができる
2. 今やっている仕事の成果が何か理解できている
3. その成果が組織や集団の中でどういった役割を担っているのか理解できている
4. 3ヶ月後、その仕事を担当している個人やチームがどういう状態になれば、2を最大化できるか理解できている
5. 3を達成するために、必要な道筋を理解し、きちんと投資ができている
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さぁ〜みなさん、いかがでしたでしょうか?
ちなみに成果に関しては、受注金額という人もいれば、バグの少ないシステム設計と答える人もいると思います。どちらにおいても共通です。

1・2が理解できていない人は作業マンレベル高です!気をつけて!完全に作業マンになっているよ。3が理解できていない人は作業マンレベル中です!
もしかしたらあなたが追いかけている成果はずれているかも!?
4が理解できていない人は作業マンレベル小です。どうせなら成果を最大化する為に必要なことを考えてみましょう!
5までできている人は、バンザイ、君は仕事マンです!

・・・とまぁ言うは易しですが、勿論そう簡単ではありません。

僕も度々4のフェーズを見失うときがあります。その時には必ず『理想の状態はなんだ?』『要は何が重要なんだ?』といかにシンプルに整理し理解ができているかどうかを確認します。

メンバーとも話していて、1・2のこなす事ばかりに集中してそうだなと感じたときには、『チームの中でどういう成果を担っているのか?』『どういう形が理想だと思っているのか?』ということを聞くようにしています。
(1年目の僕に聞くと、『理想なんかは走ってみないと分からない。』『走りながら考える』という声が聞こえてきそうですw)

そして当たり前ですが、4を考えるのが非常に難しい。どうしても仕事の難易度が高くなってくると、課題のサイズが大きくなってくるので、投げ出して目の前の事をこなしたくなります。自分が処理できるスピードを倍にすれば良い!と体力勝負に出たくなりますねw

僕の好きな経営者の一人である、Sonyの創業者盛田昭夫さんが、有名なトランジスタラジオを作った後のとあるインタビューの中で、『積み重ねでは絶対に達成できない。最初から理想を描いて努力しないと到達しない。』という話しています。

仕事もプロダクトも、

・価値や成果を理解し
・それが最大化されるような、あるべき姿・ありたい姿を描き
・その城の完成を目指して、日々取り組んでいく
・そのプロセスの中に、価値のある仕事がどんどん生み出され
・それらを成し遂げることで、理想的な成果をつかむ事ができる

という流れですね。大前提、仕事を作り出せる人は多くないと思います。

仕事を作りだせる人はいかなる場合も、上記のようなプロセスを通して、きちんと成果を出すことができる。よく面接時に、『会社に依存せずに、市場の中で独り立ちできるビジネスマンになりたい。』という話を聞きますが、スキル以上に『仕事を作りだせる人』こそ、行き場に困らないビジネスマンかなと思っています!

ぜひ参考にしてもらえれば幸いです!

ABOUTこの記事をかいた人

森山 雄貴

2012年のアトラエ新卒入社。入社時から、転職サイト「Green」の開発に携わる。2016年より組織改善プラットフォーム「wevox」を立ち上げ、邁進中。