「がむしゃら」に取り組むことの重要性

今回のブログは2013年新卒内定者の湊が担当いたします。

私は今インターンとして新規営業を担当をしており、テレアポや訪問営業を行っています。

 元来私はがむしゃらに量をこなし続けることはあまりかっこいいものではなく、
「質」を重視して効率よく行うことがビジネスマンとしてスマートであり、かっこいいと思っていました。

実際の仕事を通してそんな私の考え方が少し変わりました。

ビジネスシーンだけではなく、日常のあらゆる側面で量と質(効率)が影響してくるわけですが、
一般的にビジネススキル向上という点では「質」に重きを置くことになると思います。
書店でビジネス書籍コーナーを見てみても質向上に関する本の方が圧倒的に多いはずです。

現在インターンで行っているメインの仕事であるテレアポにおいては、
私の場合荷電数に対するアポ取得件数のパーセンテージを意識します(アポ取得率)。
取得率というのは「質」にあたるものです。

しかし、テレアポに対する評価は取得率ではなく、取得件数です。
逆に言えば、どんなに取得率が悪くても、件数が多いことが重要になります。
件数はもちろん量にあたります。

実際に取得率を向上させることは経験も必要なことであり、
短期的にはとても難しいことです。
そんな中、働き始めて間もない私に短期的にできる努力は何なのか改めて考えました。

上記のことを踏まえて考えた結果、
もちろん一つ一つをしっかり振り返って反省しながら先に進むこと大前提ですが、
新しいことを始める際にはある程度「がむしゃら」に量をこなしていくことが重要だと感じました。

例えば取得率10%の人が100件荷電した場合、取得件数は10件です。
取得率が2%の人が1000件荷電した場合取得は20件になります。
この2人の様子を見ている限りでは当然前者は非常にテレアポが上手に聞こえ、
後者はあまり上手でないように見えると思います。

しかし、結果という点でみれば後者が勝者になります。

単純に結果という側面だけでなく、
たくさんの量をこなすことで「自分が行う上で何がネックなのか」、
「こういう場合にどのように対応したらいいか」が経験則として何となく見えてきます。

本で新しい知識を勉強するのは簡単なことですが、
経験における感覚を得ることは経験することでしか習得できない貴重な財産だと思います。

そういった「がむしゃら」の積み重ねこそが
最終的に付け焼刃では完成しえない素晴らしい質を生むのだと思います。

まだまだ量自体も足りていない僕ですが、
少なくとも内定者でいるこの一年はかっこつけずにがむしゃらに頑張っていきたいと思います。

2 件のコメント

  • >上記のことを踏まえて考えた結果、
    >もちろん一つ一つをしっかり振り返って反省しながら先に進むこと大前提ですが、
    >新しいことを始める際にはある程度「がむしゃら」に量をこなしていくことが重要だと感じました。

    業種は違いますが、僕も同じことを感じています。
    効率的でスマートな方法を探す姿勢と、がむしゃらにやる姿勢の両方を維持していきたいですね。