できてるつもりのタスク管理

こんにちは。
森田です。

更新頻度が下がってて久々に順番回ってきました。。。

タイトルとは関係ないんですが、個人的に意識していて好きなフレーズがあります。

「プロセスには拘れ、ただ結果が全て」

言葉のとおりなんですが、ビジネスは結果が全てで、どんなにプロセスを頑張っても結果が出なければプロのビジネスの世界では意味がないよ。という趣旨で、実は昔の弊社の行動指針です。
今は表には出てないんですが、全社員意識している言葉です。

弊社では上記解釈に加え、結果を出した上でプロセスにも拘れてるのが格好いいよね!っていう意味も含まれており、その辺の微妙なニュアンスが個人的に好きです。笑

本題に戻って、結果を出さなきゃ意味がないという前提で、結果を出すためには何らかのプロセスが必要で、このプロセスがうまくいけば、結果が出る可能性も高くなる(という個人的な理解)のですが、
更にプロセスには、

・意図したプロセス(結果を出すためにやらなければならないと考えて実行したタスク)

・それ以外の偶発的なもの(市場環境や関わる人の助け等々の予期しなかったできことでによるもの)

があるかなと思っています。

で、今日は意図したプロセスを実行する上で、必須なタスク管理について思ったことを書かせていただきます。

弊社でも4月に新入社員が入社してきたタイミングで、タスク管理をどうしているのかという話題がちょくちょく出ます。
みんな情報感度が高く色々と便利なツールを使いこなしているので、勉強させてもらってるのですが、一方で周囲の行動を見ていて何か違和感を感じる時があります。
それは、管理ツールは確かに使いこなしているが、何かタスク管理ができているとは思えないという違和感です。

たぶんタスク管理はできている(風)なんですが、管理することだけが目的になってしまっているからなのかなーと想像してます。

結局は結果を出すための方法論の一つがタスク管理でしかないと思うのですが、実は目的を履き違えて、タスクは管理できているが仕事ができない人orできそうと思えない人、になってしまうケースって多いのかなと思っています。

ということでまだまだ少ない社会人経験の中で、社内外通してタスクが管理できていると思う人と思わない人の違いを整理してみました。
≒仕事ができると思う人と、できないと思う人の違い?
※あくまで自分の経験則からの現時点での考えです。

①やらなければならないタスクがわかっている

これは当たり前の状態ですね。
メモ帳でもエクセルでも専用の管理ツールでも何でもできます。

②そのタスクをどう実行するかまでイメージができている

これは仕事を振られ、その仕事をどう実行するかまでイメージ(ないしは分解してタスクと)して管理できている状態。
この辺でまずは第一段階の結構差が出るように思います。
やらなければならないことはわかっているが、何をしたらよいかがわからない状態がこの状態かと思います。

③分解したタスクに実施する期日を決めている

これは分解したタスクがそれぞれどのくらい時間がかかりそうか、それを積み上げていくので見込が立てられれば誰でもできます。
ツールなどを使えば登録時にセットで登録もできるかと。
また、タスク管理ができている思っているけど結果が出せない人は②で止まる人が多い気がします。

④タスクを、設定した期日に実行する

圧倒的に差が出るのはここかなーと思っています。
結局やらなければいけないのは知っていたが、やってない。
やったが期日までに結果を出すためには遅すぎた。などなど。
自分もそうですが、立派な計画を立てても悲惨なぐらい行動できないことって結構多いです。

ここまでできる状態になると、
「仕事が漏れない人」「きっちりできる人」「任せられる人」
などのイメージがつくのかなと思います。

ちなみに上司から仕事を振られて、後日、「あれどうなった?」と言われる時点で個人的には④はできてない人だと思うようにしてます。

⑤仕上げるクオリティ、スピードもコントロールできるようにタスクを分解、設計できている

これは仕事を「任せたい人」になるために必要な能力でしょうか。

個人的に思う「仕事を任せたい人」とは、任せたいと思う仕事において、自分と同等かそれ以上の結果を出してくれそうだなという期待値を持つ人なんだと思います。

結局は必要だと思う仕事をみんなで役割分担しながらやっているわけで、その中で一番重要な仕事は一番仕事ができる人がやるべきですし、階段を一歩登れば、更にその上が見えてチャレンジしていくことの繰り返しなのかなと思っています。

それがプロの世界だと思うので、責任や裁量を任せてもらいたいと思う人は、意気込みに加えて、少なくとも⑤まできっちりとこなせる必要があるのではないでしょうか。

言い換えるとタスクを管理するだけでなく、タスクをマネージメントできる用に、タスクを管理するというニュアンスでしょうか?

今年新卒で入社し、そろそろ仕事に慣れてきたという人に少しでも参考になればと思いつつ、自分自身も備忘と自戒を込めて。

今クォーターも一歩一歩頑張っていきましょう。

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