一年目の遠矢です。
最初の四半期が終わりました。
全社で一つのゴールに向かい、段々近づいていく感覚が楽しい今日この頃です。
反面、自分の成長が会社のそれと比較して充分に大きいか言うと決してそうでは無いので、次の四半期はこれをどうやって最大化するか画策したいと思います。
さて、社長の薦めで不格好経営という本を
読んでいます。
DeNAのファウンダー、南場さんの著書です。
この本は普通のビジネス書では見えないカッコ悪い部分を赤裸々に語られていて、とてもおもしろいです。
特に印象的だったのが、
“わが社は初めて3カ年計画をつくり社内に発表した。
2007年3月期に売上高100億円、営業利益率は20%以上を達成するという内容だ。
策定した2004年3月期の売上が16億円だったのだから、かなりアグレッシブな目標だ。
単純に、30億、60億、120億と倍々で成長したい、だから目標は120億円、最低線はキリよく100億円。
守安はこのときのことを「どうやってこの売上をつくるんですか、と南場に訊いたら、自分で考えろと言われた」と笑い話として回顧しているが、そのとおり、絵は描いたが確信の持てる精緻なプランはまったくなく、そうなりたい、という意思の表明にすぎなかった。
これくらいの成長をしないとつまらない。
単純にそう思い、強くそれを打ち出した。”
の部分です。
目標の立て方は人それぞれだと思いますが、僕はかなりざっくりと立てます。
現状を分析して目標を立てる方が賢い方法だと思いますが、あまり好みではありません。
理由は、だいたいの場合下方修正が必要になるからです。
そうなるとテンションが下がっちゃうのです。
それよりも大きな目標を立てて、そこに至るまでの方法を考える方がわくわくします!
それが集約されているのが南場さんの
“これくらいの成長をしないとつまらない。”
という台詞です。
ここ読んで南場さんに親近感が湧きました。
なにごとも楽しいことが一番です。
目標なんてとりあえず強気に立てちゃいましょう。
できない理由を考えるのではなく、できる方法を考えましょう。
できなかったらできなかったで、そのとき考えましょう。
経験を積むと色々現実が見えてくるのかもしれませんが、全力で目を背けながら南場さんの様に不格好に泥臭く生きていこうと思います。
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