地方学生の東京就活

こんばんは、今回は大城が担当します。

ここ数週間、急に寒くなったり暑くなったりして体調を崩す方が増えているようですね。

今日沖縄は24度で寒い寒いと騒いでいました。
来年から東京の寒さに耐えられるか心配です(笑)

さて、10月に入り大学3年、院1年の皆さんも就活の意識が高くなってきたころでしょうか。
今年から就職活動の時期が遅くなるということですが、大学などで就職に関するイベントが開催され始めていますね。

I&Gパートナーズも採用活動の準備を始めています。

就職活動が本格的になってきたということで、今日は地方学生の就活についてお話します。

私は生まれも育ちも沖縄で、就活をするまで一人で飛行機や電車に乗ったことがありませんでした。
県外に行ったのも修学旅行を合わせても3回程度。
そんな私が就活のために一人で上京するのは毎日分からないことだらけでした。

地方から就活のために上京する際、私が知っておけばよかったなという点についてお話します。

東京就活~切符の買い方すら分からなかった地方学生の就活を振り返って~

1、上京する前に情報収集
地方から東京に出てきて就活する学生は、東京の大学生より説明会や面接に参加できる期間が限られてしまいます。
就活中様々な都道府県の学生に会いましたが、3年の講義が終わる2月中旬~上京するパターンが多いようです。
しかし東京では早い企業は10月から選考を行う企業もあるので、4か月程差が開いてしまうのです。
もちろんその間に内定者も出ますから、どんどん採用枠もなくなっていきます。

地元にいる間も様々な就職サイトに登録して、インターネットでいろんな企業の事業や仕事内容、社風などの情報を仕入れ、2月に上京してすぐ説明会に参加できる体制をつくると良いでしょう。

2、ツイッター、フェイスブックのアカウントを作成する。
最近ベンチャー企業を始め様々な企業がツイッターやフェイスブックで説明会の参加を募ったりすることが増えています。
採用担当が選考や社風に関することをつぶやくことがあるので、気になる企業の情報を素早く手に入れるにはもってこい。

その他にも、選考で知り合った学生とのコミュニケーションツールにもなります。
東京就活は強がっていても寂しいもの。楽しく飲める仲間や情報交換できる仲間がいると本当に息抜きになります。
実際私も選考で会った学生と意気投合することが多々あり、今もツイッターでやりとりしていて今度上京する際会う予定です。

3、お金がない。。。。それで諦めるのはもったいない!
地方から就活の為に上京するのは本当にお金がかかります。
私は3年の夏にインターンシップに参加してから就活を終えるまでの10か月間に16回(8往復)飛行機に乗りました。
私が本格的に就活を始めたのは4月ですが、3カ月間ゲストハウスで生活しました。

大体の金額ですが

航空料金   25万円
ゲストハウス 15万円(3か月)
その他宿泊費 15万円(短期で上京した際の宿泊費)

これだけでもざっと55万円。。。
その他食費やスーツ代、日々の交通費などを考えると軽く70万円くらいかかったという計算。我ながら恐ろしい金額です(笑)

私の場合は沖縄からだったので飛行機しか交通手段がなく、インターンシップに2回参加したのでその分費用がかかってしまいました。自分が住んでいる地域から上京するにはどれくらいの費用が必要か東京就活をした先輩に聞いてみると良いですね。

また、学校や県から補助金が出たり、交通費を一部負担してくれるインターンシップなどもあるので調べてみることをおススメします。

私は学校と沖縄県から計12万円補助金を頂き、インターンシップでも交通費の一部補助があったのでさらに4万円程補助されました。

それでもかなりの大金。。。

「まだ納得のいく内定をもらえてない。。。けどお金が足りないからここで就活を終わるしかない」
そんなことにならないためにも早めに資金調達を始めてくださいね。

私は週6回、7時間のバイトでどうにか資金調達し、無事納得のいく終わり方ができました。
親に素直に頭を下げるのもひとつの手段かもしれないですね!!

まだまだたくさんありますが、今日からすぐできそうなことから書いてみました。

上に挙げたことは地方の学生でなくてもやって損はないと思います。

私が就職活動を通して感じた事は、

早めの行動が大事。そしていろんな業界を見る。

ということです。

ベンチャーの選考を受ける学生はきちんと自分のやりたいこと(例えば企業したい!など明確な目標)を考えている方も多いと思いますが、私の場合はぼんやりした状態から就活を始めたので、最初はどんな業界が良いのか、自分がどんな価値観で企業を見ているのかなど悩むことが多々ありました。

就活を通して多くの企業と出会うことでだんだん自分の価値観が固まってきた様に思います。

地方から上京したいと少しでも思っている学生のみなさん、さっそく近くの内定者の先輩にリアルな就活話を聞いてみてはいかがでしょうか。