平井です。
今回は、チームプレーでの事業の運営において時々ある、「なぜか意図が通じない、思うように動いてくれない」というときの対処についてのお話。
チームで事業を進めていると、必ず「なぜ相手は思ったようにやってくれないのだろう」という時がある。
このときに、相手のせいにするのはすごく簡単だと思う。
「あの人はこうだから、あっちの人はああだからやってくれないんだ」と。
しかし、最近思うのは、
「一旦、自分のせいにしてみよう」
ということである。
「思ったようなレスポンスが帰って来ないのは、自分の伝え方の何かが悪いのではないか」
「何か自分の意見が間違っているのはないか」
と振り返ってみると言う事である。
そうして落ち着いて我慢してみる。まず自分の事をよく考えてみる。そうすると自分の事が見えてくる。
「そうか。こう言ったから通じなかったのか」「ここは相手の方が筋が通っている」などなど、勉強する事も増えてくる。
そうすると意外とイライラも収まったりするのだ。
多分、物事の達成に向けて、自分でコントロールできる部分があることが分かるからだろう。自分でコントロールできるのであれば少しは安心するという事ではないかな。
大学で専門にしていた社会心理学では「自尊心」というものを勉強した。
社会的動物である人間には自分の存在を肯定することによって精神的安定を図っているという心理的バックグラウンドがある。自尊心が弱いと鬱病になりやすかったり、自信を喪失したりする。逆に自尊心は、自分の事を肯定し責任を他人にあてるようになる。バランスが必要なのだ。
その辺をコントロールしながら成長できるのが人間だと思う。
早くいっぱしの強いビジネスパーソンになりたいと思う。
今日はここまで。
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