年収300倍のカラクリ

先日ひたちなかに行ってから、なんで音楽やっとかなかったんだろうな、と人生101回目くらいに思っている谷口です。

年収差の話。

この前、ソフトバンクが後継者候補に165億出した、というニュースがありました。
また、アメリカでは社長と一般社員の年収差は300倍だという試算もあります。

ソフトバンク、アローラ氏に報酬165億円 孫氏後継候補(2015/6/20 日経)

最近まで、なんでこんなに差が生まれるのだろう、って思ってました。
1日は24時間だし、めっちゃ働く人だって時間的には倍くらいの差にしかならないのに。

それだけの価値の差を生むものが何なのかずっと気になっていたのですが、最近ちょっとだけわかってきた気がします。

結論、「成果は人によって全く変わる」、ということ。

例えば、全くリレーションが無い企業に対して、100人がかりでアプローチをかけてもダメだけど、そこと強い繋がりのある人に頼んでしまえば一瞬で話が通じたり。
(100人で1社攻めるとか無いと思うけど。)

こうなった時、この人の価値って金額換算すれば、他の営業マンの100倍以上に相当するわけでなんとなくこういうことなんだろうなと思うわけです。

これって日常でもよくあって、何人かが半年掛けてやってもなんにも動かないけど、一人がジョインするだけで物事が動き出したり、もっと小さいところで言えば、今までは全員が手動で毎日30分掛けてやっていた事を自動で1分で出来るようにしたり、探してみると事例はたくさん見つかります。

こうなると、一人の価値って何倍どころが何十倍も差がつくのが当たり前で、それを金額換算してでた結果が前述の300倍云々なんだと思います。

日本ではまだ金銭的な表面化はしてないけど、確実にこういう差は出てきてるんだろうなと思います。
会社周辺に通る車を見ていて、高級車に乗っている若い人の多いことを見ると、あぁなんかこういうことか、って感じます。
日本では価値の差をお金の差にしてしまう事を嫌うけど、恐らくそうなってくし、もうなりつつあると思う。

ランボルギーニのアヴェンタドール↑こんなの。(ちなみに斜め前の後輩が口を開けばこれ乗りたいって言ってる。)

今の仕事で、そんな何十倍の結果を出せるようなことはない、っていう人も勿論いるだろうけど、僕らベンチャーにいる社員のミッションは”とにかく会社を伸ばす事”だと思います。

極論、会社が伸びれば何をやってもいい。
会社が伸びるために自分ができる、最も効果的な事をやり続けることが仕事。

少なくともそういう会社にいる人は、考え方と行動によって、圧倒的な価値を生み出せるはずだし、そういう経験と試行錯誤の繰り返しこそが、”他の人とは比べ物にならない価値を生む能力”を育むんだと思います。
こんな事を言っておいて、勿論自分ができているわけではないのですが、ようやく何が価値で、どうすればそちらに近づけるのか、少しわかってきたような気がします。

将来の自分が生み出す圧倒的な価値と成果を信じて。
今週もがんばろう。

終わり。

ABOUTこの記事をかいた人

谷口 孟史

2012年に中途入社。Greenの既存営業チームで企画をやりつつ、評価制度や行動指針の策定などをやってます。