みなさまこんにちは!
アトラエ広報 南です。今日はエンゲージメントに関する膨大なデータを紐解き、世の中に広く届く形にアレンジしているwevox DS (Data Science) チームのメンバーにインタビューしてみたいと思います!
杉山 聡 2016年度入社 Data Scientist
2017年、東京大学大学院にて博士数理科学:を取得。求人サイトGreen のマーケティングを担当した後、2018年10月から社内の1人目の Data Scientist に転身。以降、組織改善プラットフォーム wevox DS team として、分析機能開発や基礎研究を担当。
趣味でデータサイエンス VTuber を運営。
鈴木 雅也 エンジニア 2018年度4月〜業務委託
2004年よりJavaエンジニアとして開発業務開始。その後、WEBサイト、ガラケーサイト、インフラ構築、スマホアプリ開発に関わり、現在はwevox DS関連の設計と実装を担当。 wevoxと出会いバックエンド、フロントエンドの経験を活かし、サービス開発に従事。DS team発足後は、 DS系のプロダクトの実装を一手に担当している。
小倉 勇人 2019年度入社 インフラエンジニア
2019年、早稲田大学大学院にて修士経営学:を取得。wevox DS team配属。2019年9月からは、Data Scientistからインフラエンジニアに勝手に:転身。現在はwevoxの機能開発と基盤構築・強化をメインに行なっている。最近、 GreenのCMに出てくるエンジニアに似ていると社内で話題。
土屋 潤一郎 2020年度入社予定 Data Scientist2018年6月よりインターン
2018年より東京大学情報理工学系研究科在学中。同年6月よりインターンとしてwevoxチームに参加。Data Scientistとして、分析や機械学習を用いた機能開発を担当。
趣味のコスプレダンスの動画が、 twitter で 17000RT された一面を持つ。
まずはDSチームについて教えてください!
杉山:2018年10月頃からふわっと始まったチームというか・・取り組みというか、「とりあえずやってみよう」って感じで始まったチームです。端的にいうと、wevoxに関するデータを分析してる人たちの集まりです。最初は杉山、鈴木、土屋の3人からスタートしました。
今でこそ、色々な分析結果も出ていて、wevoxチームにはもちろん、アトラエ全体へも貢献できていると思いますが、はじめの3ヶ月くらいは迷走が続いていましたねー。実は僕が、アトラエ社内で一人目のデータサイエンティストでして。
社内にいる誰一人、分析に関する解を持ってなかったんですよね。そんな中で何をやれば結果がでるのか、ほんとなんにもわからなかったので・・。
まずは、wevox プロジェクトリーダーの森山さんと何度もディスカッションして、考えうる限りの分析をアレコレやってみたんですけど、何度やっても「これ使えなくない・・?」ってことばかりだったんです。
みんなの期待に応えられてないなぁって状態が長らく続いてて、ほんとあの頃は苦しかったですね。
南:いきなり暗い話きたね!w
杉山:すみませんw
その頃、毎晩テラス席で一人反省会してたんです。何をどうすれば良いんだろう、
明日は何からやろうかってずっと考えてました・・。
/いやーそんな頃もありましたねー!\
南:そんなDSチームは今はどんなことやってるの?
小倉:エンゲージメントとは何か?を解明するための分析をしています。
一同:・・・。
小倉:どうやれば、日本や世界のエンゲージメントが上がるのか?というのを考えるところから入って、
そのためにはなんでもやるチーム、です。はい。
・・・え?なにこの空気?!え?そうですよね?!
杉山:そうだね。なんて答えようかなって考えてただけ。代表して答えてくれてありがとうw
南:みんなもっと喋ろう!ww
4人はみんな同じことやってるの?担当してる役割とかある?
鈴木:ふふっ。笑
なんか不慣れで。すみません。えっと・・、杉山さんと土屋さんが分析担当で。
杉山:僕たちも、担っている領域が違うのでお互いにアドバイスしながらやっている感じでして。
分析と一言でいっても、分析①と分析②って感じで別物だと思ってほしいです。
土屋:僕たちが分析して、それで出た結果を機能に反映させてくれるのが鈴木さんです。
鈴木:そういったデータ保管とか受け渡しとか諸々のインフラ周りをやってくれているのが小倉さん。
南:ほー。なんかすごく難しい分野だし、「ザ・さいせんたあーんっ!!(最先端)」ってイメージなんですが。
みなさんどんなところから情報をキャッチアップしてるんですか?さっきもいってたけど、社内の誰もやったことない分野だし、何からやればいいんだーって感じだったわけですよね?
土屋:論文を読み続ける、ですかね。僕はまだ在学中で、専門は自然言語処理という分野なんですけど。簡単にいうと機械が人間の言葉を理解して使えるようにするってものです。
そういった分野の中で習ったことを、こっち(アトラエ)で実践してみるってことも多いですかね。
杉山:まぁ、そうですね。みんな色々調べるし、とりあえずやってみる。って感じでしょうか。
なぜアトラエやめないの?
杉山:この機会に、僕からもみんなに聞きたいことがあったんですけどちょっといいですか?
南:おっ。いいよいいよ。どんどん聞こう!
杉山:ありがとうございます。では。
ここにいるみんなは、アトラエを辞めても他の会社で活躍できる人材じゃないですか。うん、絶対そうだと思うんですけど。なのになんでアトラエにい続けてるんでしょうか?
南:あなたもそうですけどねwww
杉山:僕はみんなの答えが気になるので最後に答えますw
一同:ずるいなww
小倉:僕がアトラエにいる理由は、目標があるからです。
僕はこの先も絶対にアトラエにいますね。僕には「海外に行く」っていう目標があるのですが、それが達成できるまでは絶対にここにいる。
その主語がアトラエであってもwevoxであっても、そこに対する想いは共通しています。
鈴木:サービスが面白いってのはありますよね。働き方改革とかが世の中で騒がれている中で、そこに関われている感覚が面白い。あとは、他のサービスと比較して、世の中への貢献とか価値提供とかそういう実感があるのもいい。
土屋:僕は、いい人が多いからですね。あ、僕にとっての「いい人」ってのはですね。働くにあたって、邪魔にならないというか、何かを推し進める時のハードルにならない人という意味です。僕の大きな夢として、沈みかけた日本を救いたいという気持ちが強くあって、それをこの会社で達成するまではここにい続けると思いますね。ここでしかできないと思っています。
杉山:いやーみんないいですね。僕は、アトラエは何をやるにも「やりやすいなぁ」と思っています。
僕、世の中に大きな価値を提供したいと思っているんですけど、これを達成するには”チーム”が必要になると思ってまして。
アトラエにいたら、データサイエンティストと営業が直接話したりできるし、職種とか年次とかそういうの関係なく、誰とでも「価値を出すには」「プロダクトを良くするには」みたいな議論ができますよね。
自分1人では、到底なし得ないことができるチームなので。だから僕も、この先もきっとアトラエにいますね。
南:みんなアトラエ好きなんだねー!!
一同:ハハハハハ・・・・・・・・。(愛想笑い)
南:あれ?じゃあそもそもみんながアトラエに入社した理由は?
鈴木:あの、そもそも僕Androidエンジニアとして入ったんですよ。
一同:そうそうそうそう!!!www(なぜか盛り上がってた)
鈴木:業務委託としてアトラエに参画する時に、森山さん(wevoxプロジェクトリーダー)の熱意に惹かれて、相性いいかもなと思って。それでwevoxに参加したんですけど、ここまで多角的に関わるとは思ってませんでしたw
南:業務委託ということは他の会社さんとか他のサービスにも関わることがあると思うのですが、
他との違いとかもしあれば。ください。そういうのください。
鈴木:えーっと。そうですね。ベンチャーらしい、ですかね。仕事の裁量も大きい。
あ、土屋さんも、入社決める前に他の会社見てたと思いますがどうですか?
土屋:僕は、データサイエンティストを最初の仕事にしたかったんですよ。ただ、この仕事って
お客様との距離が遠くなりがちなので、出来るだけお客様と遠くならない規模の会社を選ぼうと思ってました。
で、アトラエは、会社の規模としては問題ないサイズ感だったわけです。
でも、会社の規模とかデータサイエンティストという仕事内容とかよりも、実は、アトラエの働き方に惹かれた部分が大きいですかね。
僕、これまでは働くことに関して夢を持ってなかったんですよね。なんというか義務というか、やりたくないこともやらなきゃいけないんだろうなーとか、そういうことです。
でも、wevoxのお仕事を手伝っている中で、「楽しく働く」ってのもあるんだな、
そういう風に働くことが人間には許されているんだなと感じて、
こういうところで働くと「人生はきっと楽しい」と思えたのでアトラエに決めました。
小倉:実は僕はもともと研究者になりたかったんです。大学院では、経営学をやってたんですよね。ズバリお金です。
お金について学んでいく中で、一番お金を生み出すのは企業だなと思って、経営学を専攻してました。
その中で、もっともっと知りたくなって大学院まで行ったんです。
でも、その途中で、研究していているだけではなく自分でもビジネスしたいなってことで、こうして企業に来ました。はい。
南:企業ってたくさんあるじゃない?なんでアトラエだったの?
小倉:え、難しいな。
一同:難しくないだろ!ww
小倉:良い人がいると感じた。制度がガチっと決まってなくて、例えば昇給がないとか。
杉山:(すかさず)いや、昇給はあるでしょ!ww
小倉:・・あるか。そうか。
あ!!性善説で、みんながいきいきと働いている会社だなという印象でした。はい。
南:はい、ありがとーう。(真顔)
DSチームはドライで合理的?
南:DSチームってどんなチームなの?
土屋:アトラエ内の他のチームと比べるとちょっとドライかも。ドライというか合理的?
小倉:ドライって?具体的には?
土屋:うーん、密度が濃いとか?議論とか。
鈴木:あ、みんなが白熱してきたなって思ったら、杉山さん、砂時計置いてみんなが落ち着くの待ってますよねww
杉山:ありますねw
うちのチームは、感情を捨てて、ロジカルに判断することに慣れている人が多いと思います。だから、パッと見た感じだと、結構もめてるように見えるかも知れないけど、実はそうではない。
みんな感情は別のところにあるので、議論が終わればさっぱりしてますよ。
あとは結構うまく回っているチームだなと。土屋君は内定者だし、鈴木さんは業務委託で、
みんな働く頻度や時間帯がバラバラなんですよ。でも、なんかうまくいってるんですよねー。
そうやって、うまくいってる理由は、自分がどうなりたいというよりは、wevoxを価値あるものにするにはどうしたら良いか?という視点で話せてるからかなと。そのほうが強いですよね。
それに、小倉というよくわからない混ぜ物が入ったので、いい意味で化学反応が起きている。かな。
小倉:よくわからない混ぜ物・・・。
・・・・。
小倉:そ、そうですね。僕は、みんなあんまり手段にこだわらないんだなって印象がありますね。
この仕事が好きとか、このモデルの精度を高めるのが好きとか、個々人の「好き」とか「やりたい」のこだわりが強い人が多い職種だと思っていたのですが、ここのメンバーは、そっちのこだわりは少ない印象ですね。
得意な領域を捨ててでも、価値あるものにフォーカスできる人が多い。僕も”データサイエンティスト”そのものになりたいとは別に思っていないです。
南:え、今ってデータサイエンティストじゃないの?
小倉:違いますよ。3ヶ月前くらいにジョブチェンジしたんですよね。
この3人と同じように成果出せるイメージがどうしても持てなかった・・。もうね敵わない。
で、それに気づいてしまったので、僕がこのままみんなの時間をもらいながら(色々教えてもらいながら)データサイエンティストとして成長するよりも、この人たちが爆速で働ける環境作りにフォーカスした方がいいんじゃないかって思って、この度インフラエンジニアになりました!はい!
南:そんな簡単にジョブチェンジってできるの?wうちってそんな自由だった?w
小倉:いや、一人で勝手にってわけじゃないですけど、インフラも必要だったのは事実なので。
ざっくり周りに相談してみたら「やってみたら?」ってなった。
鈴木:ある日いきなり「インフラエンジニアです」って名乗ってたよねw
小倉:あ、はい!とても良かったですねー。ハマった感覚っていうんですか、それありますもん。
杉山:ちなみにめちゃくちゃ助かってるんですよ。前だと1~2週間くらいかかっていたものが、ざっと1/3の時間でできるようになりました。小倉はちょっと謙虚に話してますけど、これってかなりすごいことです。
小倉:前は、色々悔しいことも多かったので、周りに泣きながら相談したりってこともよくあったんですけど、今はすごくいい感じですね。(スマイル)
チームで仕事する、ということ
南:みんなは、仕事のことで困った時とかどうするの?うちは研修制度も特に設けていないし。なんというか困るというか、物事を前に進める術をとう会得してきたんだろ?
杉山:とにかくいろんな人に話を聞きますね。普段、営業をやっているメンバーにもかなり刺激をもらえますよ。彼らは、直接お客様と会っている人だから、「お客様からこういう相談を受けたよ」「こういうのできない?」とかの議論が僕らとは違う視点でできるんですよね。
この辺のやりとりを続けていく中で、価値あるものが少しずつ出てきたなって感覚は大きいです。一つの成果として、年末年始くらいに影響度分析という機能が出せたんです。そこから随分とやりやすくなったかなー。
土屋:そういえば、「影響度分析を管理画面に載せよう!」という意見も、僕たちでなくフロントのメンバーからでしたよね。
杉山:もちろん、アトラエの外には優秀な人もたくさんいるし、もっと社外の人の意見も活用した方が良いかもしれない。だけど、僕たちほどwevoxというサービスを考えている人間はいないし、お客さんのニーズを理解している人間もいないじゃないですか。
だからこれからも、社内の色んな人とめちゃくちゃ議論することで良いものを創りあげていきたいですね。
そういうチームでありたい、かな。
南:DSチームで大切にしていることとかある?
杉山;毎日情報共有は欠かさないですね。
それぞれが気になるニュースを拾ってきて共有したりするんですけど、みんなアンテナが違うから面白いんですよねー。あとは”雑談の時間”っていうのも意識的に設けています。これによって、メンバーが今何に関心があるのか、何か悩んでいるのか、などなど興味関心含めてお互いのことがわかるようになるので、大切にしています。
では最後にこういう人来てほしい!
小倉:働く人のエンゲージメントを上げるって途方もないことだと思うんですよ。
僕は、職場のエンゲージメントについて考えることって愛について考えることと同じようなものだと思ってます。そういうことを一緒に考えていける人がいいですね。わかります?
南:は?
杉山:あ、はい!僕!!!!僕はですね。
何がしたいかより何を成し遂げたいドリブンな人。
後は行動がともなってるいる人ですかね。単純に本読みました!とかより、どんどんどん好奇心持って専門的に進めるみたいな人。行動が伴う人がいいですよね。
鈴木:物事を色々な角度から見れる人ですかね。
データから私達やユーザーもまだ気づいていないニーズを察知して、新しいものを創り出せるような人。
あとは、いかに楽するかを考えて、仕組みを考えられる人。
土屋:現実を透徹に受け入れられて,かつ絶望しない人.
データを観察していると,たまに直視するとつらいような結果が出てくることもありますが,それを解決すべき課題として受け入れられる人が仲間にいれば心強いと思います.
/ いつでもアトラエに遊びに来てね♪ \
以上!
アトラエでは理想を追い求められるメンバーを絶賛募集中ですっ!!
少しでもアトラエに興味を持っていただけたらいつでもご連絡ください。
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