能力×意欲×時間×打席数 =

こんにちは、デザイナーの新垣です。
半年以上ぶりの久しぶりの社員ブログ執筆で、何を書こうか迷いましたが、ここ半年~1年頭の中にあったことを自分の言語化の機会として文章にしてみようと思います。

久しぶりに書くので、少し振り返ってみると、この1年くらい(まだまだ日々格闘中なのですが、)より多くの人を魅了するような結果を出すためにもっとレベルを上げていかないといけないと感じていました。

タイトルの 能力×意欲×時間×打席数 は結果を出すために個人的に必要だと思っていることです。
この変数以外にもあるとは思うのですが、この変数の掛け合わせが大きくなればなるほど、大きな結果をたくさん生み出せるんじゃないかと思っていて、各変数について考えていることを書いていこうと思います。

■ 能力

能力というとフワッとしているかもしれないのですが、言い換えるとタスク完遂能力、僕はデザイナーなので、出せるアウトプットの質と幅がタスク完遂に直結する場合があります。
そのため、デザインとしての技術と物事を前に進めてやり切るこの二つを力を伸ばしていくことで、完遂できるタスクの量と質が上がっていくと考えています。

前者の技術について。

デザインの具体的なところについては細かすぎるので、割愛します。

技術を高める上で、できないこと・わからないものにどう向き合うか 

できないこと・わからないことには

・今の自分が少し背伸びしたらできるようになる、わかるようになること
・今の自分が背伸びをしても、できないこと

があって、後者は難しいにしても、前者の事象に対して、どれだけ自分からチャレンジできるかが必要だと思ってます。

できることにフォーカスをしろという話もありますが、できること = バリューに直結しない場合は、ほんの少し背伸びをしたらできるようになることはどんどんチャレンジしていく方がいいと思っています。

ストレスがかかる行為ではありますが、失敗を恐れずにチャレンジをすること、コンフォートゾーンから抜け出して自分にできないことにチャレンジすること。

先日ユーススポーツのコーチをしている方のお話を伺う機会があったのですが、その方は子供たちに対して失敗を恐れず、できないことにチャレンジすることを伝えていて、スポーツの世界もビジネスの世界も一緒だなと。
能力が高くないうちは、できないことが多いのは当たり前で、自分の可能性や枠組みを決めつけずにやっていく方が結果的にできることが明確になってくるんじゃないかと思います。

また、できないこと・わからないことは、知らないから不安になり、億劫になるものだとしたら、ただ知らないだけで避けている可能性が高いので
まずは知りにいくことが第1歩目になるのかなと。

知った上でやらない意思決定をするのは自由ですが、知りもしないで、できないと決めつけるのは諦めが早すぎるので、知りに行く努力をして、ちょっと背伸びをしたらできることを増やして行けたら価値をもっと生み出せるのだろうなと。

後者の物事を前に進めていく力について

タスクをできるだけ早く質高く完遂するためには、プロジェクトに関わる人が気持ちよく全力で動ける状態をつくる。

そのためには

・プロジェクトのキーコンセプト
・ホウレンソウ 
・態度を選ぶ

これらは関わる人が多くなればなるほど難しくなるし、自分の人としての器が必要になることを痛感しています。

・キーコンセンプトがないと期日に追われwhatを考えることやとりあえずレンガを積むことに必死になってしまい、アウトプットの質が低いものが出来上がるし
・適切な人に適切な情報連携を取れていないと、本来ブラッシュアップできたものができなくなったり
・態度を選べないと、周りの人が気持ちよくパスを受け取れなくてその後の連携に支障をきたす

だからこそ

・物事を決める際はコンセプトが提示されているか、ない場合はwhyからちゃんと話す
・適切な人に適切な情報を適宜報告・連絡・相談する(自分で情報の取捨選択ができないうちはホウレンソウしすぎる方がいいくらいの気持ちで、)
・自分が選択できるものにフォーカスする

を意識的にやっていかないとまだまだだなーと思っています。

■ 意欲

意欲という言葉が適切かはわかりませんが、
意欲があるから積極的に実行していくという意味では、エンゲージメントというほうが適切かもしれません。

Ask not what your company can do for you, ask what you can do for your company.

社内デザイナー陣でお互いのデザイン観を伝え合うためのLTをやってみた。|Keigo Arakaki / Atrae, Inc.|note

この文章は、旧オフィスの壁にあった内容なのですが、この文章に尽きるのだろうなと。

会社が何をしてもらえるかではなく、会社・チームメンバーに対して何が貢献できるか
それぞれのロールでの貢献ももちろん必要ですが、大きなビジョンの達成を考えたときに、その結果やアウトプットの質に対して求め合わないと本当の意味で意欲がある状態ではないのかもしれません。

自分止まりの意欲で終わらないようにしていきたいところです。

■ 時間

1週間で1つのものを作ってくれと言われた際の時間の使い方と1週間で5つ作ってくれと言われた時の時間の使い方は異なる。

僕には自分ルールがあって、能力が高くないうちに、自分の能力で出せるアウトプットは時間をかけてもかけなくてもそんな変わらないと思っています。

だからなるべく早くフィードバックをもらう。とりあえず出す。そして時間内に出すアウトプットを詰め込む。200-300%くらい負荷をかけて詰め込む。

最初は本当に苦しいのですが、そうしていく内に不思議と同じ時間の中で、出せるアウトプットの数も質も上がっていく。そうすると完遂できる物の量やスピードも増えていく。

完遂できるものが少ないうちは何が時間をかけたら良くなるもので、何が時間をかけても良くならないものかわからない。

だからまずは完遂させる数をどんどん増やしていく。そのために長時間格闘して完遂するものを増やしたり、一個あたりに割く時間を圧縮したりして完遂するために何が必要か分解して実行するスピードを早めていく。

ましてや世界を魅了するレベル人達のアウトプットに比べたら本当に小さいものしか出せないからこそ、その人たちよりも足掻くか、もう一歩時間を投資するかをしていかないと魅了できるアウトプットは増えていかないのだろうと思ってます。

■ 打席数

これは能力の部分で話したチャレンジの数と重なる部分があるが、打席についてもいろんな粒度の打席があると思う。

・試合(大一番のプロジェクト)で直接ボールをうつ打席
・そもそも打席に立てるようになるために、日々の練習(業務)でチャレンジをする打席

いきなり大きなタイミングでバットを振れる環境ではない場合、小さい提案と実行を積み重ねたり、日々の業務で打席にたったりしていく。

バットを振らなければ得点は決まらないから、いつでも大きな舞台にバットを振れるように日々想像してストレッチしてバットを振っていく。

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ツラツラと書いてしまいましたが、

改めてギアを上げて、ビジョンに近づけるよう頑張っていきたいと思います。

アトラエという会社ができて19年。プライム市場まであがってきましたが、これは過去みんながストレッチして頑張って来たから出来上がったものだと思います。

これから5年、10年の未来を作っていくのは今の自分達の頑張りで、その頑張り次第ではアマチュアチームになってしまうかもしれないし、プロチームとしてより多くの人を魅了できる未来を創っていけるかもしれない。

still day one。まだまだ創業1日目の気持ちで、頑張っていきたいと思います、

ABOUTこの記事をかいた人

新垣 圭悟

17卒で新宿のITベンチャーに入社し1年間営業を経験 1年後にデザイナーとしてアトラエにjoin。現在wevoxチーム 沖縄出身で県人会を都度実施しているので、沖縄出身の方はご一報ください〜