組織に必要不可欠な人間

こんばんは!
森田です。
週末友人に薦められて読んだ本がよかったので、参考までに。
心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣
言わずと知れたサッカー日本代表キャプテンの長谷部選手の本です。
長谷部選手
長谷部選手
色々といいことが書いてあって、本当にプロフェッショナルだなぁと素直に尊敬できた本ですが、今日は、その中での一つのエッセンスを紹介させていただきます。
(記憶を頼りに書くので多少文章が異なっていたり誤って認識していたらすいません。。。)
彼はJリーグのクラブで活躍した後、ドイツのブンデスリーグへと移籍したのですが、移籍後色々な変化をしています。
日本にいた時は攻撃的なプレースタイルが魅力的な選手でしたが、今ではすっかり全体のバランスを取る選手になりました。
レベルの高いドイツでプレーをする中で、自分の能力を見極め、生き残っていくためにプレースタイルを変えたそうです。
そんな彼が言っていた言葉で印象的だったのが、
すぐに評価を上げようと思ったら地味なチームプレーに徹するよりも、目立つプレーをした方が手っ取り早い。ただ、組織に成功がもたらされた時は必ずチームプレーをしている選手の評価も上がる。組織のためにプレーを変えることは自分を殺すことではなく、組織の成功と自分の成功を一致させて、組織のために足りないものを補える選手は組織において不可欠な人間。
というような趣旨のことを言ってました。
(たぶん自分の考えやすいように湾曲させて理解している気がしますw)
ビジネス社会では結果が全てとも言われますし、実際に結果を出した人が高い報酬と機会を得やすいのも事実だと思います。
また、皆が高い結果を求めて切磋琢磨することは非常に重要です。
ただ、その方向と度合いは会社によっても結構違ってくるのかなと思います。
特に営業会社などで、社員のほとんどが同じ営業というポジションなどだとより目立つプレーをしなければ、評価や機会を得られないかもしれません。
一方で弊社のように、営業、エンジニア、マーケティング、キャリアコンサルタント、新規事業企画、ライター、管理部門・・・多岐に渡るポジションがある場合、いくらそこで目立つプレーをしていても、他のポジションに移れる訳ではないですし、マネージメントをしていこうとすると、他のチームの人たちの業務も理解し、時にはカバーしなければならないかもしれません。
必ずと言っていいほど、その時々で強いところ、弱いところが出てきます。
そんな中で組織の成功と個人の成功を照らし合わせてプレーを変えられる人材というのは、非常に大切なのかなと感じました。
また、上記のポジションを全て万遍なくこなせる人はそうそういないと思うので、それを理解したうえで、他のチームの人を巻き込んだり、依頼をするにしても、頼みやすい依頼の出し方をしたり、時には仕事の一部を引き受けたり、そうして穴を埋められるような行動ができる人だと強いんだろうなと思いました。
自分の同じポジションの人たちはもちろん、他チームの人たちにもgiveできる人。
もちろん自分の専門領域を深めてレベルアップをしながら、それが並行してできる人です。
FWもMFもDFもできる、けど試合には出れませんだとおもしろくないですしね。。。
目的はあくまで組織が成功すること。その中で自分も試合に出て成功すること。それを結び、必要があれば行動を変えられる。
そんなビジネスマンを目指し、今以上に努力しなければなと思った次第です!

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