アトラエは天国か地獄か

今回はwevoxチームの中村 友也が担当します。

タイトルをキャッチーにしてみました笑
※注:以下の曲は本ブログと何の関係もございません

wevoxでは、更なる事業成長を実現し、多くのお客様に我々が信じる価値を提供するためにアトラエ史上かつてないレベルで積極採用中です。オールポジション募集中なので、本ブログを読んでご関心をお持ち頂いた方は以下よりご応募下さい、

https://www.green-japan.com/job/90605

さてさて、私はカジュアル面談、1-2次面接あたりの役割を担うことが多いのですが、面接の場で良く聞かれることについて今日は書いていこうと思います。

事業面についてご質問を頂きますが、アトラエという会社の特性もあってか、組織面の問いを頂くことも多いです。

例えば、以下のような問いでしょうか。

  1. 自律分散型組織、フラット組織とのことだが、目標や予算はどうやって決まる?
  2. Pay for Contributionって何?評価制度はどうなっている?
  3. フラットってどういう状態?チーム体制は?リーダーは不在?

アトラエ内で担っている役割等により、人によって見えている景色が異なるので、回答が異なる可能性がありますが、現時点での私の回答を書いていきたいと思います。

※アトラエ社の公式見解ではなく、アトラエの1メンバーである私の意見として受け止めて頂ければ幸いです。
※「中村はxxxxと言っていたが、実際にはどうなのか?」と面接官に是非聞いてみて下さい笑

自律分散型組織、フラット組織とのことだが、目標や予算はどうやって決まる?

まず、予算について。我々は上場会社のため、開示する予算があります。

本予算については、非常にざっくり言えば、ボードメンバー(≒通常の会社では、取締役会や執行会議に参加するメンバーと考えて下さい。アトラエにおいて最高意思決定機関として、様々な意思決定をする”役割”を担ってくれているメンバーたちです。偉いとか偉くないとかそういう類の属性ではないです)中心に決まります。

上記の意思決定のMTG前に各事業部でメンバー同士での対話による合意形成は一定取られているので、ある意味では、各事業部のチームで合意した内容を意思決定機関にて議論して最終決定するようなイメージでしょうか。

また、開示予算がfixしたら、各事業部でどうそれを実現していくか考えていきます。アトラエという会社が目指すべき年間事業目標が決まったら、各事業はどうそれを実現するために行動出来るかを考えていくイメージでしょうか。

各事業部内はさらに役割によってチームが分かれている(例:開発チーム、ビジネスチーム等)ので、目標達成のための貢献について考えていきます。

OKRを導入しているチームと未導入のチームがあるので、OKRでまとめてしまうと、アトラエとしては雑なまとめになってしまうのですが、思想としてはOKR的な考えで目標設定されていると捉えてもらえればなと思います。

Pay for Contributionって何?評価制度はどうなっている?

前提条件として以下があります。

  • アトラエの評価制度に正解はない。皆で創っていくものである。
  • あなたはアトラエのオーナー。自分がオーナーならどういう評価をすべき?という前提で評価しよう。


その上で「現時点での、アトラエへ貢献」を評価していきます。

評価方法は自分自身が選んだ任意の5名による360度評価です。

細かい仕組みは色々とあるのですが、要は「Vision実現に向けた貢献をしているか」を確認し合っていきます。

面談や面接の場で「自分が評価されやすい人を選ぶ人が現れないか?」という問いをよく頂きます。

我々には上述の前提条件がありますので、「その行動はアトラエ社員として誇りを持てる振る舞いか?」、「自分が会社のオーナーだったらそのような行動をするか?」と自分の心に皆さん問いを立てていると思います笑

個人的には、とてもチャレンジングな評価制度で好きなので、他社にも販売したい仕組みです。

でも、前提の価値観が揃っていないとかなり難しいので、単なる仕組みだけの提供は運用面で難しいと思えるので要検討ですね、、、

フラットってどういう状態?チーム体制は?リーダーは不在?

まず、「フラットでどういう状態?」と「リーダー不在?」について。プロジェクトによってリーダーとメンバーの役割が変わるというイメージでしょうか。

私自身の役割で話すなら、こちらにまとめた3年間の活動は主に私がリーダーとして役割を担ってきた活動のまとめです。

少しハイコンテクストかもしれませんが、「全ては”役割”であり、自分自身の捉え方次第」という側面が強いかなと思います。

私自身はリーダーのような役割を担いたいですし、どのようなプロジェクトも主体的に取り組めるものを実施したいタイプなので、メンバーでも当事者意識を発揮しまくりタイプです。(おせっかいなのでしょう笑)

例えば、現時点での私の役割で言えば、Wevoxのマーケ/PRプロジェクトという文脈では、(優秀な?笑)メンバーとしてプロジェクトに関わっています。

リーダーは新卒3年目のメンバーなので、通常の会社だと超絶出世で抜かされたか、何かの間違いかとかなるかも??しれませんね笑

次に、「チーム体制」についてです。

現時点でのWevoxは11のプロジェクトに分かれています。各プロジェクトによって個性がありますが、私自身は新規事業の文脈でリーダーの”役割”を担っています。

合わせて、Joker(ジョーカー)という”役割”も拝命しているのですが、これは話だすと長いので、詳細は個人のnoteにでも書いてみようと思っています。乞うご期待笑

アトラエは天国か地獄か?

最近、コテンラジオを信頼するチームメンバーから紹介を受けて、今更?ながらハマりました笑

こちらのコテンラジオでは、全4回に渡り、「ポスト資本主義」について、資本主義の定義に始まり、直近の考え方に至るまで体系的にまとめられています。

私個人の考えですが、アトラエは上場会社のため、「資本主義」に晒されてはいるものの、「ポスト資本主義」、我々らしい(≒Wevox限定の内輪ネタ?)言い方をすれば「シン・資本主義」を代表する組織形態の一つになれたらと思っています。

また、直近の社長ブログにて「強い組織作りの一丁目一番地」というタイトルのブログがありました。

それを大前提とした時に、私がとんでもなく大事にして組織作りをしてきた一丁目一番地がある。

それは

全員が常に当事者であり続けられること

この一言に尽きる。

とにもかくにも、アトラエでは全社員が当事者として、「アトラエは自分の会社である」といい意味で思い込んでいる状態を作り出すこと。


私自身は本当にそうだなと思いますし、そうだと思えているので、アトラエという環境は天国だなと思います。

そして、上場前(特に私が新卒入社した2008-2009年頃)のアトラエ総貧乏だった時も上場後の今も社長のおっしゃっていることが変わらないのがすごいといつも思っています。私の表現ですが、『「原理・原則・本質論」漢』なわけです笑

誤解を恐れずに、私の言葉で表現してみます。
※先に謝っておきます。誤解が発生したら、ごめんなさい。

今のアトラエにはチャンスしかないと心から思いますし、当事者意識を持って取り組めば、真摯に向き合ってくれる仲間がいる(と信じられる)。

そして、私自身は現時点で役員ではないので、めっちゃチャレンジして失敗しても、会社法上の責任は役員が負ってくれます笑(半分冗談っす)。

もちろん、プロジェクトの失敗責任は私が負いたいと考えていますし、成功するまでチャレンジし続けますが。

そして、こんなにチャレンジしても、たくさんの打席にたっても、毎月給与を振り込んで頂けること自体も有難いと個人的には思います。

 

一方で、当事者意識が持てない人にとっては、地獄ではないか?と推察します。

通常の会社なら「会社の事業戦略が悪い、上司がイケていない、採用基準はどうなっているんだetc…」と誰かのせいに出来るかも?しれません。

アトラエでは、自分自身が会社のオーナーなので、誰の責任にも出来なくて、全ては自分たちの責任なんですよね。

これは気持ちの面では、辛いことがあるかも?しれません。

最後に、私自身はすべての物事は「捉え方が10割」だと思っています。

エンゲージメント的な観点から言えば、ジョブ・クラフティングです。

詳細はこちらの記事に譲りますが、仕事の役割をレンガ職人とした時、作業自体はレンガを積む行為なのですが、「何のためにレンガを積むのか?」という認知が変わるだけで、ご自身の気持ちの状態、結果としての生産性も変わるのではと思います。

皆さんは自分の仕事を楽しんでいますか?

アトラエは厳しくも優しい会社であり、世界中の人々を魅了したいと思っているので、ご興味がある方は是非お会いしましょう!