今回は井端が記事を担当します。
私はつい三日前まで、私が通う早稲田大学のゼミ合宿に行っていました。
私たちのゼミでは合宿という行事が今まで無く、今年自分たちで企画して合宿をしました。
そこでは、研究活動:遊び=3:7くらいで、教授は来なかったので、基本的に4年生が3年生を教えることが多かったと思います。
私はこのゼミ合宿中に久々に「後輩をもつ」という感覚を味わいました。
小学校から高校まで全て団体競技を部活として選び、ずっと後輩を持ってきましたが、
大学に入ってからは意識的に「一人」の活動に力を入れてきたためか、後輩を持つという感覚をすっかり忘れていました。
私が所属するゼミは、基本的にグループワークではなく、個人個人がそれぞれのテーマで個別で研究をするためか、あまり交流が無く、この合宿はそのためのものでもありました。
高校までの私にとって、「後輩を持つ」というのは、即「危機感」というイメージに繋がりました。
スポーツをやっていれば特に、後輩というはライバルであり、私にとっては大きなプレッシャーでした。
なので今まではあまり「後輩をもつ」ということにいいイメージを持っていませんでした。
しかし、今回の合宿では少し違った感覚を味わいました。
結論から言えば、「後輩を持つこともなかなかいいもんだな」と思いました。
もちろん、後輩とは言え、自分よりも優秀な部分を持った人はいくらでもいます。
よって、その意味でプレッシャーであることは今までと変わりません。
今までの感覚と少し違うのは、「自分には気にかけるべき人がいる」という感覚は、非常に良い意味で自分を律してくれると思ったことです。
プレッシャーから来る危機感とは少し異なり、(変な話ですが)少し温かみを感じました。
「よし、頑張ろう」と思わせてくれる感覚でした。
「人は一人では生きていけない」というのはよく聞きますが、これは私にとっては本当だと感じました。
関係が縦でも横でも、その関係性の中でこそ最高のパフォーマンスを発揮できるような人になろうと思いました。
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